7.3. 低遅延と高パフォーマンスのためのホストファームウェアの設定
ベアメタルホストでは、ホストをプロビジョニングする前にファームウェアを設定する必要があります。ファームウェアの設定は、特定のハードウェアおよびインストールの特定の要件によって異なります。
手順
-
UEFI/BIOS Boot Mode を
UEFI
に設定します。 - ホスト起動シーケンスの順序で、ハードドライブ を設定します。
ハードウェアに特定のファームウェア設定を適用します。以下の表は、Intel FlexRAN 4G および 5G baseband PHY 参照設計をベースとした Intel Xeon Skylake または Intel Cascade Lake サーバーの典型的なファームウェア設定を説明しています。
重要ファームウェア設定は、実際のハードウェアおよびネットワークの要件によって異なります。以下の設定例は、説明のみを目的としています。
Expand 表7.2 Intel Xeon Skylake または Cascade Lake サーバーのファームウェア設定例 ファームウェア設定 設定 CPU Power and Performance Policy
パフォーマンス
Uncore Frequency Scaling
無効
Performance P-limit
無効
Enhanced Intel SpeedStep ® Tech
有効
Intel Configurable TDP
有効
Configurable TDP Level
レベル 2
Intel® Turbo Boost Technology
有効
Energy Efficient Turbo
無効
Hardware P-States
無効
Package C-State
C0/C1 の状態
C1E
無効
Processor C6
無効
ホストのファームウェアでグローバル SR-IOV および VT-d 設定を有効にします。これらの設定は、ベアメタル環境に関連します。