9.7. CPU およびメモリークォータをオーバーライドするための CDI の設定
Containerized Data Importer (CDI) を設定して、CPU およびメモリーリソースの制限が適用される namespace に仮想マシンディスクをインポートし、アップロードし、そのクローンを作成できるようになりました。
9.7.1. namespace の CPU およびメモリークォータについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ResourceQuota
オブジェクトで定義される リソースクォータ は、その namespace 内のリソースが消費できるコンピュートリソースの全体量を制限する制限を namespace に課します。
HyperConverged
カスタムリソース (CR) は、Containerized Data Importer (CDI) のユーザー設定を定義します。CPU とメモリーの要求値と制限値は、デフォルト値の 0
に設定されています。これにより、コンピュートリソース要件を指定しない CDI によって作成される Pod にデフォルト値が付与され、クォータで制限される namespace での実行が許可されます。
9.7.2. CPU およびメモリーのデフォルトのオーバーライド リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ユースケースに合わせて CPU とメモリーの requests および limits のデフォルト設定を変更するには、spec.resourceRequirements.storageWorkloads
スタンザを HyperConverged
カスタムリソース (CR) に追加します。
前提条件
-
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。
手順
以下のコマンドを実行して、
HyperConverged
CR を編集します。oc edit hyperconverged kubevirt-hyperconverged -n openshift-cnv
$ oc edit hyperconverged kubevirt-hyperconverged -n openshift-cnv
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow spec.resourceRequirements.storageWorkloads
スタンザを CR に追加し、ユースケースに基づいて値を設定します。以下に例を示します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
エディターを保存して終了し、
HyperConverged
CR を更新します。