26.13. プロジェクトの egress ファイアウォールの表示
クラスター管理者は、既存の Egress ファイアウォールの名前をリスト表示し、特定の Egress ファイアウォールのトラフィックルールを表示できます。
OpenShift SDN CNI は、OpenShift Container Platform 4.14 以降非推奨になりました。OpenShift Container Platform 4.15 以降の新規インストールでは、ネットワークプラグインというオプションはなくなりました。今後のリリースでは、OpenShift SDN ネットワークプラグインは削除され、サポートされなくなる予定です。Red Hat は、この機能が削除されるまでバグ修正とサポートを提供しますが、この機能は拡張されなくなります。OpenShift SDN CNI の代わりに、OVN Kubernetes CNI を使用できます。
26.13.1. EgressFirewall オブジェクトの表示
クラスターで EgressFirewall オブジェクトを表示できます。
前提条件
- OVN-Kubernetes ネットワークプラグインを使用するクラスター。
-
oc
として知られる OpenShift コマンドラインインターフェイス (CLI) のインストール。 - クラスターにログインすること。
手順
オプション: クラスターで定義された EgressFirewall オブジェクトの名前を表示するには、以下のコマンドを入力します。
$ oc get egressfirewall --all-namespaces
ポリシーを検査するには、以下のコマンドを入力します。
<policy_name>
を検査するポリシーの名前に置き換えます。$ oc describe egressfirewall <policy_name>
出力例
Name: default Namespace: project1 Created: 20 minutes ago Labels: <none> Annotations: <none> Rule: Allow to 1.2.3.0/24 Rule: Allow to www.example.com Rule: Deny to 0.0.0.0/0