6.6. マネージドクラスターのトラブルシューティング
以下の手順を使用して、マネージドクラスターで発生する可能性のあるインストール問題を診断します。
手順
マネージドクラスターのステータスを確認します。
$ oc get managedcluster
出力例
NAME HUB ACCEPTED MANAGED CLUSTER URLS JOINED AVAILABLE AGE SNO-cluster true True True 2d19h
AVAILABLE
列のステータスがTrue
の場合、マネージドクラスターはハブによって管理されます。AVAILABLE
列のステータスがUnknown
の場合、マネージドクラスターはハブによって管理されていません。その他の情報を取得するには、以下の手順を使用します。AgentClusterInstall
インストールのステータスを確認します。$ oc get clusterdeployment -n <cluster_name>
出力例
NAME PLATFORM REGION CLUSTERTYPE INSTALLED INFRAID VERSION POWERSTATE AGE Sno0026 agent-baremetal false Initialized 2d14h
INSTALLED
列のステータスがfalse
の場合、インストールは失敗していました。インストールが失敗した場合は、以下のコマンドを実行して
AgentClusterInstall
リソースのステータスを確認します。$ oc describe agentclusterinstall -n <cluster_name> <cluster_name>
エラーを解決し、クラスターをリセットします。
クラスターのマネージドクラスターリソースを削除します。
$ oc delete managedcluster <cluster_name>
クラスターの namespace を削除します。
$ oc delete namespace <cluster_name>
これにより、このクラスター用に作成された namespace スコープのカスタムリソースがすべて削除されます。続行する前に、
ManagedCluster
CR の削除が完了するのを待つ必要があります。- マネージドクラスターのカスタムリソースを再作成します。