6.6. マネージドクラスターのトラブルシューティング


以下の手順を使用して、マネージドクラスターで発生する可能性のあるインストール問題を診断します。

手順

  1. マネージドクラスターのステータスを確認します。

    $ oc get managedcluster

    出力例

    NAME            HUB ACCEPTED   MANAGED CLUSTER URLS   JOINED   AVAILABLE   AGE
    SNO-cluster     true                                   True     True      2d19h

    AVAILABLE 列のステータスが True の場合、マネージドクラスターはハブによって管理されます。

    AVAILABLE 列のステータスが Unknown の場合、マネージドクラスターはハブによって管理されていません。その他の情報を取得するには、以下の手順を使用します。

  2. AgentClusterInstall インストールのステータスを確認します。

    $ oc get clusterdeployment -n <cluster_name>

    出力例

    NAME        PLATFORM            REGION   CLUSTERTYPE   INSTALLED    INFRAID    VERSION  POWERSTATE AGE
    Sno0026    agent-baremetal                               false                          Initialized
    2d14h

    INSTALLED 列のステータスが false の場合、インストールは失敗していました。

  3. インストールが失敗した場合は、以下のコマンドを実行して AgentClusterInstall リソースのステータスを確認します。

    $ oc describe agentclusterinstall -n <cluster_name> <cluster_name>
  4. エラーを解決し、クラスターをリセットします。

    1. クラスターのマネージドクラスターリソースを削除します。

      $ oc delete managedcluster <cluster_name>
    2. クラスターの namespace を削除します。

      $ oc delete namespace <cluster_name>

      これにより、このクラスター用に作成された namespace スコープのカスタムリソースがすべて削除されます。続行する前に、ManagedCluster CR の削除が完了するのを待つ必要があります。

    3. マネージドクラスターのカスタムリソースを再作成します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.