16.2. Red Hat Quay Container Security Operator の使用
以下の手順は、Red Hat Quay Container Security Operator を使用する方法を示しています。
前提条件
- Red Hat Quay Container Security Operator がインストールされている。
手順
-
OpenShift Container Platform Web コンソールで、Home
Overview に移動します。Status セクションの Image Vulnerabilities には、見つかった脆弱性の数が表示されます。 - Image Vulnerabilities をクリックすると、Image Vulnerabilities breakdown タブが表示されます。このタブには、脆弱性の重大度、脆弱性を修正できるかどうか、脆弱性の総数などの詳細が表示されます。
検出された脆弱性は、次の 2 つの方法のいずれかで対処できます。
- Vulnerabilities セクションのリンクを選択します。コンテナーを取得したコンテナーレジストリーにアクセスし、脆弱性に関する情報を確認できます。
- namespace リンクを選択します。これにより、Image Manifest Vulnerabilities ページに移動し、選択したイメージの名前と、そのイメージが実行しているすべての namespace を確認できます。
どのイメージに脆弱性があるか、それらの脆弱性を修正する方法、およびイメージが実行されている namespace を理解したら、次のアクションを実行することでセキュリティーを向上できます。
- 組織内のイメージを実行している人に警告し、脆弱性を修正するよう依頼してください。
イメージが置かれている Pod を起動したデプロイメントまたは他のオブジェクトを削除して、イメージの実行を停止します。
注記Pod を削除すると、ダッシュボードで脆弱性情報がリセットされるまで数分かかる場合があります。