第15章 Azure のインストール設定パラメーター
OpenShift Container Platform クラスターを Microsoft Azure にデプロイする前に、パラメーターを指定してクラスターとそれをホストするプラットフォームをカスタマイズします。install-config.yaml
ファイルを作成するときは、コマンドラインを使用して必要なパラメーターの値を指定します。その後、install-config.yaml
ファイルを変更して、クラスターをさらにカスタマイズできます。
15.1. Azure で使用可能なインストール設定パラメーター
次の表では、インストールプロセスの一部として設定できる、必須、オプション、および Azure 固有のインストール設定パラメーターを指定します。
インストール後は、これらのパラメーターを install-config.yaml
ファイルで変更することはできません。
15.1.1. 必須設定パラメーター
必須のインストール設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
apiVersion: |
| 文字列 |
baseDomain: |
クラウドプロバイダーのベースドメイン。ベースドメインは、OpenShift Container Platform クラスターコンポーネントへのルートを作成するために使用されます。クラスターの完全な DNS 名は、 |
|
metadata: |
Kubernetes リソース | オブジェクト |
metadata: name: |
クラスターの名前。クラスターの DNS レコードはすべて |
|
platform: |
インストールを実行する特定のプラットフォームの設定: | オブジェクト |
pullSecret: | Red Hat OpenShift Cluster Manager からプルシークレット を取得して、Quay.io などのサービスから OpenShift Container Platform コンポーネントのコンテナーイメージをダウンロードすることを認証します。 |
{ "auths":{ "cloud.openshift.com":{ "auth":"b3Blb=", "email":"you@example.com" }, "quay.io":{ "auth":"b3Blb=", "email":"you@example.com" } } } |
15.1.2. ネットワーク設定パラメーター
既存のネットワークインフラストラクチャーの要件に基づいて、インストール設定をカスタマイズできます。たとえば、クラスターネットワークの IP アドレスブロックを拡張するか、デフォルトとは異なる IP アドレスブロックを指定できます。
IPv4 アドレスのみがサポートされます。
Globalnet は、Red Hat OpenShift Data Foundation ディザスターリカバリーソリューションではサポートされていません。局地的なディザスターリカバリーのシナリオでは、各クラスター内のクラスターとサービスネットワークに重複しない範囲のプライベート IP アドレスを使用するようにしてください。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
networking: | クラスターのネットワークの設定。 | オブジェクト 注記
インストール後に |
networking: networkType: | インストールする Red Hat OpenShift Networking ネットワークプラグイン。 |
|
networking: clusterNetwork: | Pod の IP アドレスブロック。
デフォルト値は 複数の IP アドレスブロックを指定する場合は、ブロックが重複しないようにしてください。 | オブジェクトの配列。以下に例を示します。 networking: clusterNetwork: - cidr: 10.128.0.0/14 hostPrefix: 23 |
networking: clusterNetwork: cidr: |
IPv4 ネットワーク |
CIDR (Classless Inter-Domain Routing) 表記の IP アドレスブロック。IPv4 ブロックの接頭辞長は |
networking: clusterNetwork: hostPrefix: |
それぞれの個別ノードに割り当てるサブネット接頭辞長。たとえば、 | サブネット接頭辞。
デフォルト値は |
networking: serviceNetwork: |
サービスの IP アドレスブロック。デフォルト値は OVN-Kubernetes ネットワークプラグインは、サービスネットワークに対して単一の IP アドレスブロックのみをサポートします。 | CIDR 形式の IP アドレスブロックを持つ配列。以下に例を示します。 networking: serviceNetwork: - 172.30.0.0/16 |
networking: machineNetwork: | マシンの IP アドレスブロック。 複数の IP アドレスブロックを指定する場合は、ブロックが重複しないようにしてください。 | オブジェクトの配列。以下に例を示します。 networking: machineNetwork: - cidr: 10.0.0.0/16 |
networking: machineNetwork: cidr: |
| CIDR 表記の IP ネットワークブロック。
例: 注記
優先される NIC が置かれている CIDR に一致する |
15.1.3. オプションの設定パラメーター
オプションのインストール設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
additionalTrustBundle: | ノードの信頼済み証明書ストアに追加される PEM でエンコードされた X.509 証明書バンドル。この信頼バンドルは、プロキシーが設定される際にも使用できます。 | 文字列 |
capabilities: | オプションのコアクラスターコンポーネントのインストールを制御します。オプションのコンポーネントを無効にすることで、OpenShift Container Platform クラスターのフットプリントを削減できます。詳細は、インストール の「クラスター機能ページ」を参照してください。 | 文字列配列 |
capabilities: baselineCapabilitySet: |
有効にするオプション機能の初期セットを選択します。有効な値は | 文字列 |
capabilities: additionalEnabledCapabilities: |
オプションの機能のセットを、 | 文字列配列 |
cpuPartitioningMode: | ワークロードパーティション設定を使用して、OpenShift Container Platform サービス、クラスター管理ワークロード、およびインフラストラクチャー Pod を分離し、予約された CPU セットで実行できます。ワークロードパーティショニングはインストール中にのみ有効にすることができ、インストール後に無効にすることはできません。このフィールドはワークロードのパーティショニングを有効にしますが、特定の CPU を使用するようにワークロードを設定するわけではありません。詳細は、スケーラビリティとパフォーマンス セクションの ワークロードパーティショニング ページを参照してください。 |
|
compute: | コンピュートノードを構成するマシンの設定。 |
|
compute: architecture: |
プール内のマシンの命令セットアーキテクチャーを決定します。現在、さまざまなアーキテクチャーのクラスターはサポートされていません。すべてのプールは同じアーキテクチャーを指定する必要があります。有効な値は、 | 文字列 |
compute: hyperthreading: |
コンピュートマシンで同時マルチスレッドまたは 重要 同時スレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。 |
|
compute: name: |
|
|
compute: platform: |
|
|
compute: replicas: | プロビジョニングするコンピュートマシン (ワーカーマシンとしても知られる) の数。 |
|
featureSet: | 機能セットのクラスターを有効にします。機能セットは、デフォルトで有効にされない OpenShift Container Platform 機能のコレクションです。インストール中に機能セットを有効にする方法の詳細は、「機能ゲートの使用による各種機能の有効化」を参照してください。 |
文字列。 |
controlPlane: | コントロールプレーンを構成するマシンの設定。 |
|
controlPlane: architecture: |
プール内のマシンの命令セットアーキテクチャーを決定します。現在、さまざまなアーキテクチャーのクラスターはサポートされていません。すべてのプールは同じアーキテクチャーを指定する必要があります。有効な値は、 | 文字列 |
controlPlane: hyperthreading: |
コントロールプレーンマシンで同時マルチスレッドまたは 重要 同時スレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。 |
|
controlPlane: name: |
|
|
controlPlane: platform: |
|
|
controlPlane: replicas: | プロビジョニングするコントロールプレーンマシンの数。 |
サポートされる値は |
credentialsMode: | Cloud Credential Operator (CCO) モード。モードを指定しないと、CCO は指定された認証情報の機能を動的に判別しようとします。この場合、複数のモードがサポートされるプラットフォームで Mint モードが優先されます。 |
|
fips: |
FIPS モードを有効または無効にします。デフォルトは 重要 クラスターで FIPS モードを有効にするには、FIPS モードで動作するように設定された Red Hat Enterprise Linux (RHEL) コンピューターからインストールプログラムを実行する必要があります。RHEL での FIPS モードの設定の詳細は、FIPS モードでのシステムのインストール を参照してください。FIPS モードでブートされた Red Hat Enterprise Linux (RHEL) または Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を実行する場合、OpenShift Container Platform コアコンポーネントは、x86_64、ppc64le、および s390x アーキテクチャーのみで、FIPS 140-2/140-3 検証のために NIST に提出された RHEL 暗号化ライブラリーを使用します。 注記 Azure File ストレージを使用している場合、FIPS モードを有効にすることはできません。 |
|
imageContentSources: | release-image コンテンツのソースおよびリポジトリー。 |
オブジェクトの配列。この表の以下の行で説明されているように、 |
imageContentSources: source: |
| 文字列 |
imageContentSources: mirrors: | 同じイメージが含まれる可能性のあるリポジトリーを 1 つ以上指定します。 | 文字列の配列。 |
publish: | Kubernetes API、OpenShift ルートなどのクラスターのユーザーに表示されるエンドポイントをパブリッシュまたは公開する方法。 |
|
sshKey: | クラスターマシンへのアクセスを認証するための SSH キー。 注記
インストールのデバッグまたは障害復旧を実行する必要のある実稼働用の OpenShift Container Platform クラスターでは、 |
たとえば、 |
すべてのクラウドプロバイダーですべての CCO モードがサポートされているわけではありません。CCO モードの詳細は、認証と認可 コンテンツの「クラウドプロバイダーの認証情報の管理」を参照してください。
重要このパラメーターを
Manual
に設定すると、管理者レベルのシークレットをkube-system
プロジェクトに保存する代替手段が有効になりますが、追加の設定手順が必要になります。詳細は、「管理者レベルのシークレットを kube-system プロジェクトに保存する代替方法」を参照してください。
15.1.4. 追加の Azure 設定パラメーター
追加の Azure 設定パラメーターは以下の表で説明されています。
デフォルトでは、install-config.yaml
ファイルでアベイラビリティゾーンを指定すると、インストールプログラムはコントロールプレーンマシンとコンピューティングマシンを リージョン 内の これらのアベイラビリティゾーン に分散します。クラスターの高可用性を確保するには、少なくとも 3 つ以上のアベイラビリティーゾーンのあるリージョンを選択します。リージョンに含まれるアベイラビリティーゾーンが 3 つ未満の場合、インストールプログラムは複数のコントロールプレーンマシンを利用可能なゾーンに配置します。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
compute: platform: azure: encryptionAtHost: | コンピュートマシンのホストレベルの暗号化を有効にします。ユーザー管理のサーバー側の暗号化とともに、この暗号化を有効にすることができます。この機能は、VM ホスト上の一時ディスク、エフェメラルディスク、キャッシュされたディスク、およびマネージド外のディスクを暗号化します。これは、ユーザー管理のサーバー側暗号化の前提条件ではありません。 |
|
compute: platform: azure: osDisk: diskSizeGB: | VM の Azure ディスクのサイズ。 |
GB 単位でディスクのサイズを表す整数。デフォルトは |
compute: platform: azure: osDisk: diskType: | ディスクのタイプを定義します。 |
|
compute: platform: azure: ultraSSDCapability: | コンピュートノードの永続ストレージに Azure Ultra ディスクを使用できるようにします。これには、Azure リージョンおよびゾーンで Ultra ディスクを使用できるようにする必要があります。 |
|
compute: platform: azure: osDisk: diskEncryptionSet: resourceGroup: | インストールの前提条件から設定されたディスク暗号化を含む Azure リソースグループの名前。このリソースグループは、クラスターが破棄されたときに Azure 暗号化キーが削除されないように、クラスターをインストールするリソースグループとは異なるものにする必要があります。この値は、ユーザー管理のディスク暗号化を使用してクラスターをインストールする場合にのみ必要です。 |
文字列 (例: |
compute: platform: azure: osDisk: diskEncryptionSet: name: | インストールの前提条件からの暗号化キーを含むディスク暗号化セットの名前。 |
文字列 (例: |
compute: platform: azure: osDisk: diskEncryptionSet: subscriptionId: | ディスク暗号化セットが存在するディスク暗号化セットの Azure サブスクリプションを定義します。このセカンダリーディスク暗号化セットは、コンピュートマシンの暗号化に使用されます。 |
|
compute: platform: azure: osImage: publisher: | オプション: デフォルトで、インストールプログラムはコンピュートマシンの起動に使用する Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージをダウンロードしてインストールします。Azure Marketplace から入手できるカスタム RHCOS イメージを使用して、デフォルトの動作をオーバーライドできます。インストールプログラムは、このイメージをコンピュートマシンにのみ使用します。 | 文字列。イメージ発行者の名前。 |
compute: platform: azure: osImage: offer: |
カスタム RHCOS イメージに関連付けられている Azure Marketplace オファーの名前。 | 文字列。イメージオファーの名前。 |
compute: platform: azure: osImage: sku: |
Azure Marketplace オファーのインスタンス。 | 文字列。イメージオファーの SKU。 |
compute: platform: azure: osImage: version: |
イメージ SKU のバージョン番号。 | 文字列。使用するイメージのバージョン。 |
compute: platform: azure: vmNetworkingType: |
Accelerated ネットワークを有効にします。Accelerated ネットワークにより、仮想マシンに対して Single Root I/O Virtualization (SR-IOV) が可能になり、ネットワークパフォーマンスが向上します。コンピュートマシンのインスタンスタイプが |
|
compute: platform: azure: type: | コンピュートマシンの Azure インスタンスタイプを定義します。 | 文字列 |
compute: platform: azure: zones: | インストールプログラムがコンピュートマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。 | 文字列リスト |
compute: platform: azure: settings: securityType: | Confidential VM またはコンピュートノードの信頼された起動を有効にします。このオプションはデフォルトでは有効になっていません。 |
|
compute: platform: azure: settings: confidentialVM: uefiSettings: secureBoot: | Confidential VM を使用している場合は、コンピュートノードでセキュアブートを有効にします。 |
|
compute: platform: azure: settings: confidentialVM: uefiSettings: virtualizedTrustedPlatformModule: | Confidential VM を使用している場合は、コンピュートノードで仮想化 Trusted Platform Module (vTPM) 機能を有効にします。 |
|
compute: platform: azure: settings: trustedLaunch: uefiSettings: secureBoot: | 信頼できる起動を使用している場合は、コンピュートノードでセキュアブートを有効にします。 |
|
compute: platform: azure: settings: trustedLaunch: uefiSettings: virtualizedTrustedPlatformModule: | 信頼された起動を使用している場合は、コンピュートノードで vTPM 機能を有効にします。 |
|
compute: platform: azure: osDisk: securityProfile: securityEncryptionType: | コンピュートノードの仮想マシンゲスト状態の暗号化を有効にします。このパラメーターは、Confidential VM を使用する場合にのみ使用できます。 |
サポートされる値は |
controlPlane: platform: azure: settings: securityType: | Confidential VM またはコントロールプレーンノードの信頼された起動を有効にします。このオプションはデフォルトでは有効になっていません。 |
|
controlPlane: platform: azure: settings: confidentialVM: uefiSettings: secureBoot: | Confidential VM を使用している場合は、コントロールプレーンノードでセキュアブートを有効にします。 |
|
controlPlane: platform: azure: settings: confidentialVM: uefiSettings: virtualizedTrustedPlatformModule: | Confidential VM を使用している場合は、コントロールプレーンノードで vTPM 機能を有効にします。 |
|
controlPlane: platform: azure: settings: trustedLaunch: uefiSettings: secureBoot: | 信頼できる起動を使用している場合は、コントロールプレーンノードでセキュアブートを有効にします。 |
|
controlPlane: platform: azure: settings: trustedLaunch: uefiSettings: virtualizedTrustedPlatformModule: | 信頼できる起動を使用している場合は、コントロールプレーンノードで vTPM 機能を有効にします。 |
|
controlPlane: platform: azure: osDisk: securityProfile: securityEncryptionType: | コントロールプレーンノードの仮想マシンゲスト状態の暗号化を有効にします。このパラメーターは、Confidential VM を使用する場合にのみ使用できます。 |
サポートされる値は |
controlPlane: platform: azure: type: | コントロールプレーンマシンの Azure インスタンスタイプを定義します。 | 文字列 |
controlPlane: platform: azure: zones: | インストールプログラムがコントロールプレーンマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。 | 文字列リスト |
platform: azure: defaultMachinePlatform: settings: securityType: | すべてのノードに対して Confidential VM または信頼された起動を有効にします。このオプションはデフォルトでは有効になっていません。 |
|
platform: azure: defaultMachinePlatform: settings: confidentialVM: uefiSettings: secureBoot: | Confidential VM を使用している場合は、すべてのノードでセキュアブートを有効にします。 |
|
platform: azure: defaultMachinePlatform: settings: confidentialVM: uefiSettings: virtualizedTrustedPlatformModule: | Confidential VM を使用している場合は、すべてのノードで仮想化 Trusted Platform Module (vTPM) 機能を有効にします。 |
|
platform: azure: defaultMachinePlatform: settings: trustedLaunch: uefiSettings: secureBoot: | 信頼できる起動を使用している場合は、すべてのノードでセキュアブートを有効にします。 |
|
platform: azure: defaultMachinePlatform: settings: trustedLaunch: uefiSettings: virtualizedTrustedPlatformModule: | 信頼された起動を使用している場合は、すべてのノードで vTPM 機能を有効にします。 |
|
platform: azure: defaultMachinePlatform: osDisk: securityProfile: securityEncryptionType: | すべてのノードの仮想マシンのゲスト状態の暗号化を有効にします。このパラメーターは、Confidential VM を使用する場合にのみ使用できます。 |
サポートされる値は |
platform: azure: defaultMachinePlatform: encryptionAtHost: | コンピュートマシンのホストレベルの暗号化を有効にします。ユーザー管理のサーバー側の暗号化とともに、この暗号化を有効にすることができます。この機能は、VM ホスト上の一時ディスク、エフェメラルディスク、キャッシュされたディスク、および管理対象外のディスクを暗号化します。このパラメーターは、ユーザー管理のサーバー側暗号化の前提条件ではありません。 |
|
platform: azure: defaultMachinePlatform: osDisk: diskEncryptionSet: name: | インストールの前提条件からの暗号化キーを含むディスク暗号化セットの名前。 |
文字列 (例: |
platform: azure: defaultMachinePlatform: osDisk: diskEncryptionSet: resourceGroup: | インストールの前提条件から設定されたディスク暗号化を含む Azure リソースグループの名前。このリソースグループは、クラスターが破棄されたときに Azure 暗号化キーが削除されないように、クラスターをインストールするリソースグループとは異なるものにする必要があります。この値は、ユーザー管理のディスク暗号化を使用してクラスターをインストールする場合にのみ必要です。 |
文字列 (例: |
platform: azure: defaultMachinePlatform: osDisk: diskEncryptionSet: subscriptionId: | ディスク暗号化セットが存在するディスク暗号化セットの Azure サブスクリプションを定義します。このセカンダリーディスク暗号化セットは、コンピュートマシンの暗号化に使用されます。 |
|
platform: azure: defaultMachinePlatform: osDisk: diskSizeGB: | VM の Azure ディスクのサイズ。 |
GB 単位でディスクのサイズを表す整数。デフォルトは |
platform: azure: defaultMachinePlatform: osDisk: diskType: | ディスクのタイプを定義します。 |
|
platform: azure: defaultMachinePlatform: osImage: publisher: | オプション: デフォルトで、インストールプログラムは、コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの起動に使用される Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージをダウンロードしてインストールします。Azure Marketplace から入手できるカスタム RHCOS イメージを使用して、デフォルトの動作をオーバーライドできます。インストールプログラムは、両方のタイプのマシンにこのイメージを使用します。 | 文字列。イメージ発行者の名前。 |
platform: azure: defaultMachinePlatform: osImage: offer: |
カスタム RHCOS イメージに関連付けられている Azure Marketplace オファーの名前。 | 文字列。イメージオファーの名前。 |
platform: azure: defaultMachinePlatform: osImage: sku: |
Azure Marketplace オファーのインスタンス。 | 文字列。イメージオファーの SKU。 |
platform: azure: defaultMachinePlatform: osImage: version: |
イメージ SKU のバージョン番号。 | 文字列。使用するイメージのバージョン。 |
platform: azure: defaultMachinePlatform: type: | コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの Azure インスタンスタイプ。 | Azure インスタンスタイプ。 |
platform: azure: defaultMachinePlatform: zones: | インストールプログラムがコンピュートマシンおよびコントロールプレーンマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。 | 文字列リスト。 |
controlPlane: platform: azure: encryptionAtHost: | コントロールプレーンマシンのホストレベルの暗号化を有効にします。ユーザー管理のサーバー側の暗号化とともに、この暗号化を有効にすることができます。この機能は、VM ホスト上の一時ディスク、エフェメラルディスク、キャッシュされたディスク、およびマネージド外のディスクを暗号化します。これは、ユーザー管理のサーバー側暗号化の前提条件ではありません。 |
|
controlPlane: platform: azure: osDisk: diskEncryptionSet: resourceGroup: | インストールの前提条件から設定されたディスク暗号化を含む Azure リソースグループの名前。このリソースグループは、クラスターが破棄されたときに Azure 暗号化キーが削除されないように、クラスターをインストールするリソースグループとは異なるものにする必要があります。この値は、ユーザー管理のディスク暗号化を使用してクラスターをインストールする場合にのみ必要です。 |
文字列 (例: |
controlPlane: platform: azure: osDisk: diskEncryptionSet: name: | インストールの前提条件からの暗号化キーを含むディスク暗号化セットの名前。 |
文字列 (例: |
controlPlane: platform: azure: osDisk: diskEncryptionSet: subscriptionId: | ディスク暗号化セットが存在するディスク暗号化セットの Azure サブスクリプションを定義します。このセカンダリーディスク暗号化セットは、コントロールプレーンマシンの暗号化に使用されます。 |
|
controlPlane: platform: azure: osDisk: diskSizeGB: | VM の Azure ディスクのサイズ。 |
GB 単位でディスクのサイズを表す整数。デフォルトは |
controlPlane: platform: azure: osDisk: diskType: | ディスクのタイプを定義します。 |
|
controlPlane: platform: azure: osImage: publisher: | オプション: デフォルトで、インストールプログラムは、コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの起動に使用する Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージをダウンロードしてインストールします。Azure Marketplace から入手できるカスタム RHCOS イメージを使用して、デフォルトの動作をオーバーライドできます。インストールプログラムは、このイメージをコントロールプレーンマシンにのみ使用します。 | 文字列。イメージ発行者の名前。 |
controlPlane: platform: azure: osImage: offer: |
カスタム RHCOS イメージに関連付けられている Azure Marketplace オファーの名前。 | 文字列。イメージオファーの名前。 |
controlPlane: platform: azure: osImage: sku: |
Azure Marketplace オファーのインスタンス。 | 文字列。イメージオファーの SKU。 |
controlPlane: platform: azure: osImage: version: |
イメージ SKU のバージョン番号。 | 文字列。使用するイメージのバージョン。 |
controlPlane: platform: azure: ultraSSDCapability: | コントロールプレーンマシンの永続ストレージに Azure Ultra ディスクを使用できるようにします。これには、Azure リージョンおよびゾーンで Ultra ディスクを使用できるようにする必要があります。 |
|
controlPlane: platform: azure: vmNetworkingType: |
Accelerated ネットワークを有効にします。Accelerated ネットワークにより、仮想マシンに対して Single Root I/O Virtualization (SR-IOV) が可能になり、ネットワークパフォーマンスが向上します。コントロールプレーンマシンのインスタンスタイプが |
|
platform: azure: baseDomainResourceGroupName: | ベースドメインの DNS ゾーンが含まれるリソースグループの名前。 |
文字列 (例: |
platform: azure: resourceGroupName: | クラスターをインストールする既存のリソースグループの名前。このリソースグループは空で、この特定のクラスターにのみ使用する必要があります。クラスターコンポーネントは、リソースグループ内のすべてのリソースの所有権を想定します。インストールプログラムのサービスプリンシパルの範囲をこのリソースグループに制限する場合は、環境内でインストールプログラムが使用する他のすべてのリソースに、パブリック DNS ゾーンや仮想ネットワークなどの必要なパーミッションがあることを確認する必要があります。インストールプログラムを使用してクラスターを破棄すると、このリソースグループが削除されます。 |
文字列 (例: |
platform: azure: outboundType: |
クラスターをインターネットに接続するために使用されるアウトバウンドルーティングストラテジー。ユーザー定義のルーティングを使用している場合、クラスターをインストールする前にアウトバウンドルーティングがすでに設定されている既存のネットワークが利用可能な状態にする必要があります。インストールプログラムはユーザー定義のルーティングの設定を行いません。 重要
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。 |
|
platform: azure: region: | クラスターをホストする Azure リージョンの名前。 |
|
platform: azure: zone: | マシンを配置するアベイラビリティーゾーンのリスト。高可用性を確保するには、少なくとも 2 つのゾーンを指定します。 |
ゾーンのリスト (例: |
platform: azure: customerManagedKey: keyVault: name: | Specifies the name of the key vault that contains the encryption key that is used to encrypt Azure storage. | 文字列。 |
platform: azure: customerManagedKey: keyVault: keyName: | Azure ストレージの暗号化に使用するユーザー管理の暗号鍵の名前を指定します。 | 文字列。 |
platform: azure: customerManagedKey: keyVault: resourceGroup: | Key Vault とマネージド ID を含むリソースグループの名前を指定します。 | 文字列。 |
platform: azure: customerManagedKey: keyVault: subscriptionId: | Key Vault に関連付けられたサブスクリプション ID を指定します。 |
|
platform: azure: customerManagedKey: userAssignedIdentityKey: | Key Vault を含むリソースグループに存在し、ユーザー管理の鍵へのアクセス権を持つユーザー割り当てのマネージド ID の名前を指定します。 | 文字列。 |
platform: azure: defaultMachinePlatform: ultraSSDCapability: | コントロールプレーンおよびコンピュートマシン上の永続ストレージに Azure Ultra ディスクを使用できるようにします。これには、Azure リージョンおよびゾーンで Ultra ディスクを使用できるようにする必要があります。 |
|
platform: azure: networkResourceGroupName: |
クラスターをデプロイする既存の VNet を含むリソースグループの名前。この名前は | 文字列。 |
platform: azure: virtualNetwork: | クラスターをデプロイする既存 VNet の名前。 | 文字列。 |
platform: azure: controlPlaneSubnet: | コントロールプレーンマシンをデプロイする VNet 内の既存サブネットの名前。 |
有効な CIDR (例: |
platform: azure: computeSubnet: | コンピュートマシンをデプロイする VNet 内の既存サブネットの名前。 |
有効な CIDR (例: |
platform: azure: cloudName: |
適切な Azure API エンドポイントで Azure SDK を設定するために使用される Azure クラウド環境の名前。空の場合、デフォルト値の |
|
platform: azure: defaultMachinePlatform: vmNetworkingType: | Accelerated ネットワークを有効にします。Accelerated ネットワークにより、仮想マシンに対して Single Root I/O Virtualization (SR-IOV) が可能になり、ネットワークパフォーマンスが向上します。 |
|
operatorPublishingStrategy: apiserver: |
API にサービスを提供するロードバランサーがパブリックかプライベートかを決定します。VNet の外部から API サーバーにアクセスできないようにするには、このパラメーターを |
|
operatorPublishingStrategy: ingress: |
クラスターによって Ingress トラフィック用に作成される DNS リソースを公開するかどうかを決定します。Ingress 仮想 IP へのパブリックアクセスを防止するには、このパラメーターを |
|
Azure クラスターで、Azure アベイラビリティーゾーン のカスタマイズや タグを使用した Azure リソースの編成 を実行することはできません。