5.7. ポリシー調整の再開


たとえば、ClusterGroupUpgrade カスタムリソース (CR) がタイムアウトした場合など、予期しないコンプライアンスの問題が発生した場合は、ポリシー調整を再開できます。

手順

  1. ClusterGroupUpgrade CR は、管理クラスターの状態が Ready になった後に Topology Aware Lifecycle Manager によって namespace ztp-install に生成されます。

    $ export CLUSTER=<clusterName>
    $ oc get clustergroupupgrades -n ztp-install $CLUSTER
  2. 予期せぬ問題が発生し、設定されたタイムアウト (デフォルトは 4 時間) 内にポリシーが苦情にならなかった場合、ClusterGroupUpgrade CR のステータスは UpgradeTimedOut と 表示されます。

    $ oc get clustergroupupgrades -n ztp-install $CLUSTER -o jsonpath='{.status.conditions[?(@.type=="Ready")]}'
  3. UpgradeTimedOut 状態の ClusterGroupUpgrade CR は、1 時間ごとにポリシー照合を自動的に再開します。ポリシーを変更した場合は、既存の ClusterGroupUpgrade CR を削除して再試行をすぐに開始できます。これにより、ポリシーをすぐに調整する新規 ClusterGroupUpgrade CR の自動作成がトリガーされます。

    $ oc delete clustergroupupgrades -n ztp-install $CLUSTER

ClusterGroupUpgrade CR が UpgradeCompleted のステータスで完了し、管理対象のクラスターに ztp-done ラベルが適用されると、PolicyGenTemplate を使用して追加の設定変更を行うことができます。既存の ClusterGroupUpgrade CR を削除しても、TALM は新規 CR を生成しません。

この時点で、GitOps ZTP はクラスターとの対話を完了しました。それ以降の対話は更新として扱われ、ポリシーの修復のために新しい ClusterGroupUpgrade CR が作成されます。

関連情報

  • Topology Aware Lifecycle Manager (TALM) を使用して独自の ClusterGroupUpgrade CR を作成する方法は、ClusterGroupUpgrade CR について を参照してください。
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