3.11. 永続ストレージの設定


永続ストレージを使用してクラスターモニタリングを実行すると、次の利点が得られます。

  • メトリクスとアラートデータを永続ボリューム (PV) に保存することで、データ損失から保護します。その結果、Pod が再起動または再作成されても存続できます。
  • Alertmanager Pod が再起動したときに、重複した通知を受信したり、アラートの無音が失われたりすることを回避します。

実稼働環境では、永続ストレージを設定することを強く推奨します。

重要

マルチノードクラスターでは、高可用性を実現するために、Prometheus、Alertmanager、および Thanos Ruler の永続ストレージを設定する必要があります。

3.11.1. 永続ストレージの前提条件

  • ディスクが一杯にならないように十分な永続ストレージを確保します。
  • 永続ボリュームを設定する際に、volumeMode パラメーターのストレージタイプ値として Filesystem を使用します。

    重要
    • PersistentVolume リソースで volumeMode: Block で記述されている生のブロックボリュームを使用しないでください。Prometheus は raw ブロックボリュームを使用できません。
    • Prometheus は、POSIX に準拠していないファイルシステムをサポートしません。たとえば、一部の NFS ファイルシステム実装は POSIX に準拠していません。ストレージに NFS ファイルシステムを使用する場合は、NFS 実装が完全に POSIX に準拠していることをベンダーに確認してください。

3.11.2. 永続ボリューム要求の設定

コンポーネントの監視に永続ボリューム (PV) を使用するには、永続ボリューム要求 (PVC) を設定する必要があります。

前提条件

  • OpenShift Container Platform のコアモニタリングコンポーネントを設定する場合、以下を実行します。

    • cluster-admin クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
    • cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを作成している。
  • ユーザー定義のプロジェクトをモニターするコンポーネントを設定する場合:

    • cluster-admin クラスターロールを持つユーザーとして、または openshift-user-workload-monitoring プロジェクトの user-workload-monitoring-config-edit ロールを持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。
    • クラスター管理者は、ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にしている。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. ConfigMap オブジェクトを編集します。

    • OpenShift Container Platform のコアプロジェクトをモニターするコンポーネントの PVC を設定するには、以下を実行します。

      1. openshift-monitoring プロジェクトで cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

        $ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
      2. コンポーネントの PVC 設定を data/config.yaml の下に追加します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: cluster-monitoring-config
          namespace: openshift-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            <component>: 1
              volumeClaimTemplate:
                spec:
                  storageClassName: <storage_class> 2
                  resources:
                    requests:
                      storage: <amount_of_storage> 3
        1
        PVC を設定するコア監視コンポーネントを指定します。
        2
        既存のストレージクラスを指定します。ストレージクラスが指定されていない場合、デフォルトのストレージクラスが使用されます。
        3
        必要なストレージの量を指定します。

        volumeClaimTemplate の指定方法は、PersistentVolumeClaims に関する Kubernetes ドキュメント を参照してください。

        以下の例では、OpenShift Container Platform のコアコンポーネントをモニターする Prometheus インスタンスの永続ストレージを要求する PVC を設定します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: cluster-monitoring-config
          namespace: openshift-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            prometheusK8s:
              volumeClaimTemplate:
                spec:
                  storageClassName: my-storage-class
                  resources:
                    requests:
                      storage: 40Gi
    • ユーザー定義プロジェクトをモニターするコンポーネントの PVC を設定するには、以下を実行します。

      1. openshift-user-workload-monitoring プロジェクトで user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

        $ oc -n openshift-user-workload-monitoring edit configmap user-workload-monitoring-config
      2. コンポーネントの PVC 設定を data/config.yaml の下に追加します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: user-workload-monitoring-config
          namespace: openshift-user-workload-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            <component>: 1
              volumeClaimTemplate:
                spec:
                  storageClassName: <storage_class> 2
                  resources:
                    requests:
                      storage: <amount_of_storage> 3
        1
        PVC を設定するユーザー定義の監視のコンポーネントを指定します。
        2
        既存のストレージクラスを指定します。ストレージクラスが指定されていない場合、デフォルトのストレージクラスが使用されます。
        3
        必要なストレージの量を指定します。

        volumeClaimTemplate の指定方法は、PersistentVolumeClaims に関する Kubernetes ドキュメント を参照してください。

        以下の例では、Thanos Ruler の永続ストレージを要求する PVC を設定します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: user-workload-monitoring-config
          namespace: openshift-user-workload-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            thanosRuler:
              volumeClaimTemplate:
                spec:
                  storageClassName: my-storage-class
                  resources:
                    requests:
                      storage: 10Gi
        注記

        thanosRuler コンポーネントのストレージ要件は、評価されルールの数や、各ルールが生成するサンプル数により異なります。

  2. 変更を適用するためにファイルを保存します。新しい設定の影響を受ける Pod は自動的に再デプロイされ、新しいストレージ設定が適用されます。

    警告

    PVC 設定で config map を更新すると、影響を受ける StatefulSet オブジェクトが再作成され、一時的なサービス停止が発生します。

3.11.3. 永続ボリュームのサイズ変更

Prometheus、Thanos Ruler、Alertmanager などのコンポーネントを監視するために、永続ボリューム (PV) のサイズを変更できます。永続ボリューム要求 (PVC) を手動で拡張し、コンポーネントが設定されている config map を更新する必要があります。

重要

PVC のサイズのみ拡張可能です。ストレージサイズを縮小することはできません。

前提条件

  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • OpenShift Container Platform のコアモニタリングコンポーネントを設定する場合、以下を実行します。

    • cluster-admin クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
    • cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを作成している。
    • コア OpenShift Container Platform モニタリングコンポーネント用に少なくとも 1 つの PVC を設定しました。
  • ユーザー定義のプロジェクトをモニターするコンポーネントを設定する場合:

    • cluster-admin クラスターロールを持つユーザーとして、または openshift-user-workload-monitoring プロジェクトの user-workload-monitoring-config-edit ロールを持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。
    • クラスター管理者は、ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にしている。
    • ユーザー定義プロジェクトを監視するコンポーネント用に少なくとも 1 つの PVC を設定しました。

手順

  1. 更新されたストレージ要求を使用して PVC を手動で拡張します。詳細は、永続ボリュームの拡張 の「ファイルシステムを使用した永続ボリューム要求 (PVC) の拡張」を参照してください。
  2. ConfigMap オブジェクトを編集します。

    • OpenShift Container Platform のコアモニタリングコンポーネントを設定する場合、以下を実行します。

      1. openshift-monitoring プロジェクトで cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

        $ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
      2. data/config.yaml の下に、コンポーネントの PVC 設定用の新しいストレージサイズを追加します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: cluster-monitoring-config
          namespace: openshift-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            <component>: 1
              volumeClaimTemplate:
                spec:
                  resources:
                    requests:
                      storage: <amount_of_storage> 2
        1
        ストレージサイズを変更するコンポーネント。
        2
        ストレージボリュームの新しいサイズを指定します。前の値より大きくなければなりません。

        次の例では、コア OpenShift Container Platform コンポーネントを監視する Prometheus インスタンスの新しい PVC 要求を 100 ギガバイトに設定します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: cluster-monitoring-config
          namespace: openshift-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            prometheusK8s:
              volumeClaimTemplate:
                spec:
                  resources:
                    requests:
                      storage: 100Gi
    • ユーザー定義のプロジェクトをモニターするコンポーネントを設定する場合:

      注記

      Thanos Ruler のボリュームと、ユーザー定義のプロジェクトを監視する Alertmanager および Prometheus のインスタンスのボリュームのサイズを変更できます。

      1. openshift-user-workload-monitoring プロジェクトで user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

        $ oc -n openshift-user-workload-monitoring edit configmap user-workload-monitoring-config
      2. data/config.yaml 下のモニタリングコンポーネントの PVC 設定を更新します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: user-workload-monitoring-config
          namespace: openshift-user-workload-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            <component>: 1
              volumeClaimTemplate:
                spec:
                  resources:
                    requests:
                      storage: <amount_of_storage> 2
        1
        ストレージサイズを変更するコンポーネント。
        2
        ストレージボリュームの新しいサイズを指定します。前の値より大きくなければなりません。

        次の例では、Thanos Ruler の新しい PVC 要求を 20 ギガバイトに設定します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: user-workload-monitoring-config
          namespace: openshift-user-workload-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            thanosRuler:
              volumeClaimTemplate:
                spec:
                  resources:
                    requests:
                      storage: 20Gi
        注記

        thanosRuler コンポーネントのストレージ要件は、評価されルールの数や、各ルールが生成するサンプル数により異なります。

  3. 変更を適用するためにファイルを保存します。新しい設定の影響を受ける Pod は自動的に再デプロイされます。

    警告

    新しいストレージサイズで config map を更新すると、影響を受ける StatefulSet オブジェクトが再作成され、サービスが一時的に停止します。

3.11.4. Prometheus メトリクスデータの保持期間およびサイズの変更

デフォルトで、Prometheus がメトリクスデータを保持する期間のデフォルトは以下のとおりです。

  • コアプラットフォームのモニタリング: 15 日間
  • ユーザー定義プロジェクトの監視: 24 時間

Prometheus の保持時間を変更して、データが削除されるまでの時間を変更できます。保持されるメトリクスデータが使用するディスク容量の最大量を設定することもできます。データがこのサイズ制限に達すると、使用するディスク領域が上限を下回るまで、Prometheus は最も古いデータを削除します。

これらのデータ保持設定は、以下の挙動に注意してください。

  • サイズベースのリテンションポリシーは、/prometheus ディレクトリー内のすべてのデータブロックディレクトリーに適用され、永続ブロック、ライトアヘッドログ (WAL) データ、および m-mapped チャンクも含まれます。
  • wal/head_chunks ディレクトリーのデータは保持サイズ制限にカウントされますが、Prometheus はサイズまたは時間ベースの保持ポリシーに基づいてこれらのディレクトリーからデータをパージすることはありません。したがって、/wal ディレクトリーおよび /head_chunks ディレクトリーに設定された最大サイズよりも低い保持サイズ制限を設定すると、/prometheus データディレクトリーにデータブロックを保持しないようにシステムを設定している。
  • サイズベースの保持ポリシーは、Prometheus が新規データブロックをカットする場合にのみ適用されます。これは、WAL に少なくとも 3 時間のデータが含まれてから 2 時間ごとに実行されます。
  • retention または retentionSize の値を明示的に定義しない場合、保持期間のデフォルトは、コアプラットフォームの監視は 15 日間、ユーザー定義プロジェクトの監視は 24 時間です。保持サイズは設定されていません。
  • retention および retentionSize の両方に値を定義すると、両方の値が適用されます。データブロックが定義された保持時間または定義されたサイズ制限を超える場合、Prometheus はこれらのデータブロックをパージします。
  • retentionSize の値を定義して retention を定義しない場合、retentionSize 値のみが適用されます。
  • retentionSize の値を定義しておらず、p retention の値のみを定義する場合、retention 値のみが適用されます。
  • retentionSize または retention の値を 0 に設定すると、デフォルト設定が適用されます。保持期間のデフォルト設定は、コアプラットフォームの監視の場合は 15 日間、ユーザー定義プロジェクトの監視の場合は 24 時間です。デフォルトでは、保持サイズは設定されていません。
注記

データコンパクションは 2 時間ごとに実行されます。そのため、コンパクションが実行される前に永続ボリューム (PV) がいっぱいになり、retentionSize 制限を超える可能性があります。その場合、PV 上のスペースが retentionSize 制限を下回るまで、KubePersistentVolumeFillingUp アラートが発生します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform のコアモニタリングコンポーネントを設定する場合、以下を実行します。

    • cluster-admin クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
    • cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを作成している。
  • ユーザー定義のプロジェクトをモニターするコンポーネントを設定する場合:

    • cluster-admin クラスターロールを持つユーザーとして、または openshift-user-workload-monitoring プロジェクトの user-workload-monitoring-config-edit ロールを持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。
    • クラスター管理者は、ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にしている。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. ConfigMap オブジェクトを編集します。

    • OpenShift Container Platform のコアプロジェクトをモニターする Prometheus インスタンスの保持時間とサイズを変更するに は、以下を実行します。

      1. openshift-monitoring プロジェクトで cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

        $ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
      2. 保持期間およびサイズ設定を data/config.yaml に追加します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: cluster-monitoring-config
          namespace: openshift-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            prometheusK8s:
              retention: <time_specification> 1
              retentionSize: <size_specification> 2
        1
        保持時間: ms (ミリ秒)、s (秒)、m (分)、h (時)、d (日)、w (週)、y (年) が直接続く数値。1h30m15s などの特定の時間に時間値を組み合わせることもできます。
        2
        保持サイズ: B (バイト)、KB (キロバイト)、MB (メガバイト)、GB (ギガバイト)、TB (テラバイト)、PB (ペタバイト)、および EB (エクサバイト) が直接続く数値。

        以下の例では、OpenShift Container Platform のコアコンポーネントをモニターする Prometheus インスタンスの保持期間を 24 時間に設定し、保持サイズを 10 ギガバイトに設定します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: cluster-monitoring-config
          namespace: openshift-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            prometheusK8s:
              retention: 24h
              retentionSize: 10GB
    • ユーザー定義プロジェクトをモニターする Prometheus インスタンスの保持時間とサイズを変更するには、以下を実行します。

      1. openshift-user-workload-monitoring プロジェクトで user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

        $ oc -n openshift-user-workload-monitoring edit configmap user-workload-monitoring-config
      2. 保持期間およびサイズ設定を data/config.yaml に追加します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: user-workload-monitoring-config
          namespace: openshift-user-workload-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            prometheus:
              retention: <time_specification> 1
              retentionSize: <size_specification> 2
        1
        保持時間: ms (ミリ秒)、s (秒)、m (分)、h (時)、d (日)、w (週)、y (年) が直接続く数値。1h30m15s などの特定の時間に時間値を組み合わせることもできます。
        2
        保持サイズ: B (バイト)、KB (キロバイト)、MB (メガバイト)、GB (ギガバイト)、TB (テラバイト)、PB (ペタバイト)、または EB (エクサバイト) が直接続く数値。

        次の例では、ユーザー定義プロジェクトを監視する Prometheus インスタンスについて、保持時間を 24 時間に、保持サイズを 10 ギガバイトに設定しています。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: user-workload-monitoring-config
          namespace: openshift-user-workload-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            prometheus:
              retention: 24h
              retentionSize: 10GB
  2. 変更を適用するためにファイルを保存します。新しい設定の影響を受ける Pod は自動的に再デプロイされます。

3.11.5. Thanos Ruler メトリクスデータの保持期間の変更

デフォルトでは、ユーザー定義のプロジェクトでは、Thanos Ruler は 24 時間にわたりメトリクスデータを自動的に保持します。openshift-user-workload-monitoring namespace の user-workload-monitoring-config の config map に時間の値を指定して、このデータの保持期間を変更できます。

前提条件

  • cluster-admin クラスターロールを持つユーザーとして、または openshift-user-workload-monitoring プロジェクトの user-workload-monitoring-config-edit ロールを持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。
  • クラスター管理者は、ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にしている。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. openshift-user-workload-monitoring プロジェクトで user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

    $ oc -n openshift-user-workload-monitoring edit configmap user-workload-monitoring-config
  2. 保持期間の設定を data/config.yaml に追加します。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    metadata:
      name: user-workload-monitoring-config
      namespace: openshift-user-workload-monitoring
    data:
      config.yaml: |
        thanosRuler:
          retention: <time_specification> 1
    1
    保持時間は、ms (ミリ秒)、s (秒)、m (分)、h (時)、d (日)、w (週)、y (年) が直後に続く数字で指定します。1h30m15s などの特定の時間に時間値を組み合わせることもできます。デフォルトは 24h です。

    以下の例では、Thanos Ruler データの保持期間を 10 日間に設定します。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    metadata:
      name: user-workload-monitoring-config
      namespace: openshift-user-workload-monitoring
    data:
      config.yaml: |
        thanosRuler:
          retention: 10d
  3. 変更を適用するためにファイルを保存します。新しい設定の影響を受ける Pod は自動的に再デプロイされます。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.