9.5. メトリクスターゲットに関する詳細情報の取得を参照してください。
OpenShift Container Platform Web コンソールの Administrator パースペクティブでは、Metrics Targets ページを使用して、現在スクレイピングの対象となっているエンドポイントを表示、検索、およびフィルタリングできます。これは、問題の特定とトラブルシューティングに役立ちます。たとえば、ターゲットエンドポイントの現在のステータスを表示して、OpenShift Container Platform Monitoring がターゲットコンポーネントからメトリクスをスクレイピングできないのはいつなのかを確認できます。
Metrics targets ページには、デフォルトの OpenShift Container Platform プロジェクトのターゲットとユーザー定義プロジェクトのターゲットが表示されます。
前提条件
- メトリクスターゲットを表示するプロジェクトの管理者としてクラスターにアクセスできる。
手順
Administrator パースペクティブで、Observe
Targets を選択します。Metrics targets ページが開き、メトリクス用にスクレイピングされているすべてのサービスエンドポイントターゲットのリストが表示されます。 このページには、デフォルトの OpenShift Container Platform のターゲットとユーザー定義プロジェクトの詳細が表示されます。このページには、ターゲットごとに以下の情報がリスト表示されます。
- スクレイピングされるサービスエンドポイント URL
- モニター対象の ServiceMonitor コンポーネント
- ターゲットの アップ または ダウン ステータス
- Namespace
- 最後のスクレイプ時間
- 最後のスクレイピングの継続期間
オプション: メトリクスターゲットのリストは長くなる場合があります。特定のターゲットを見つけるには、次のいずれかを実行します。
オプション 説明 ステータスとソースによってターゲットをフィルタリングします。
Filter リストでフィルターを選択します。
以下のフィルタリングオプションが利用できます。
ステータス フィルター:
- Up.ターゲットは現在 up で、メトリクスに対してアクティブにスクレイピングされています。
- Down.ターゲットは現在 down しており、メトリクス用にスクレイピングされていません。
Source フィルター:
- Platform。プラットフォームレベルのターゲットは、デフォルトの Red Hat OpenShift Service on AWS プロジェクトにのみ該当します。これらのプロジェクトは、Red Hat OpenShift Service on AWS のコア機能を提供します。
- User。ユーザーターゲットは、ユーザー定義プロジェクトに関連します。これらのプロジェクトはユーザーが作成したもので、カスタマイズすることができます。
名前またはラベルでターゲットを検索します。
検索ボックスの横にある Text または Label フィールドに検索語を入力します。
ターゲットを並べ替えます。
Endpoint Status、Namespace、Last Scrape、および Scrape Duration 列ヘッダーの 1 つ以上をクリックします。
ターゲットの Endpoint 列の URL をクリックし、Target details ページに移動します。このページには、次のようなターゲットに関する情報が表示されます。
- メトリクスのためにスクレイピングされているエンドポイント URL
- 現在のターゲットのステータス (Up または Down)
- namespace へのリンク
- ServiceMonitor の詳細へのリンク
- ターゲットに割り当てられたラベル
- ターゲットがメトリクス用にスクレイピングされた直近の時間