5.11. Argo CD RBAC の設定
デフォルトでは、RHSSO を使用して Argo CD にログインする場合は、読み取り専用のユーザーになります。ユーザーレベルのアクセスを変更および管理できます。
5.11.1. ユーザーレベルのアクセス設定
ユーザーレベルのアクセスを管理および変更するには、Argo CD カスタムリソースの RBAC セクションを設定します。
手順
argocd
カスタムリソースを編集します。$ oc edit argocd [argocd-instance-name] -n [namespace]
出力
metadata ... ... rbac: policy: 'g, rbacsystem:cluster-admins, role:admin' scopes: '[groups]'
policy
設定をrbac
セクションに追加し、name
、email
、およびユーザーのrole
を追加します。metadata ... ... rbac: policy: <name>, <email>, role:<admin> scopes: '[groups]'
現在、RHSSO は Red Hat OpenShift GitOps ユーザーのグループ情報を読み取ることができません。そのため、ユーザーレベルで RBAC を設定します。
5.11.2. RHSSO リソース要求/制限の変更
デフォルトでは、RHSSO コンテナーがリソース要求および制限と共に作成されます。リソース要求を変更および管理できます。
リソース | 要求 | 制限 |
---|---|---|
CPU | 500 | 1000 m |
メモリー | 512 Mi | 1024 Mi |
手順
Argo CD CR のパッチを適用するデフォルトのリソース要件を変更します。
$ oc -n openshift-gitops patch argocd openshift-gitops --type='json' -p='[{"op": "add", "path": "/spec/sso", "value": {"provider": "keycloak", "resources": {"requests": {"cpu": "512m", "memory": "512Mi"}, "limits": {"cpu": "1024m", "memory": "1024Mi"}} }}]'
Red Hat OpenShift GitOps によって作成された RHSSO は、Operator によって行われる変更のみを永続化します。RHSSO が再起動すると、RHSSO で Admin が作成した追加の設定が削除されます。