6.2. OpenShift サンドボックスコンテナーデータの収集について
oc adm must-gather
CLI コマンドを使用して、クラスターに関する情報を収集できます。次の機能とオブジェクトは、OpenShift サンドボックスコンテナーに関連付けられています。
- OpenShift サンドボックスコンテナーリソースに属するすべての名前空間とその子オブジェクト
- すべての OpenShift サンドボックスコンテナーのカスタムリソース定義 (CRD)
oc adm must-gather
CLI コマンドは、次のコンポーネントログを収集します。
- QEMU ログ
- 監査ログ
- OpenShift サンドボックスコンテナーのログ
- CRI-O ログ
これらのコンポーネントログは、kata
ランタイムで実行されている Pod が最低でも 1 つあれば、収集されます。
must-gather
を使用して OpenShift サンドボックスコンテナーデータを収集するには、OpenShift サンドボックスコンテナーイメージを指定する必要があります。
--image=registry.redhat.io/openshift-sandboxed-containers-tech-preview/osc-must-gather-rhel8:1.1.0