7.3. PodNetworkConnectivityCheck オブジェクトフィールド


PodNetworkConnectivityCheck オブジェクトフィールドについては、以下の表で説明されています。

表7.1 PodNetworkConnectivityCheck オブジェクトフィールド
フィールド説明

metadata.name

string

以下の形式のオブジェクトの名前: <source>-to-<target><target> で記述される宛先には、以下のいずれかの文字列が含まれます。

  • load-balancer-api-external
  • load-balancer-api-internal
  • kubernetes-apiserver-endpoint
  • kubernetes-apiserver-service-cluster
  • network-check-target
  • openshift-apiserver-endpoint
  • openshift-apiserver-service-cluster

metadata.namespace

string

オブジェクトが関連付けられる namespace。この値は、常に openshift-network-diagnostics になります。

spec.sourcePod

string

接続チェックの起点となる Pod の名前 (例: network-check-source-596b4c6566-rgh92)。

spec.targetEndpoint

string

api.devcluster.example.com:6443 などの接続チェックのターゲット。

spec.tlsClientCert

object

使用する TLS 証明書の設定。

spec.tlsClientCert.name

string

使用される TLS 証明書の名前 (ある場合)。デフォルト値は空の文字列です。

status

object

接続テストの状態を表す、および最近の接続の成功および失敗についてのログ。

status.conditions

array

接続チェックと最新のステータスと以前のステータス。

status.failures

array

試行に失敗した接続テストのログ。

status.outages

array

停止が生じた期間が含まれる接続テストのログ。

status.successes

array

試行に成功した接続テストのログ。

以下の表は、status.conditions 配列内のオブジェクトのフィールドについて説明しています。

表7.2 status.conditions
フィールド説明

lastTransitionTime

string

接続の条件がある状態から別の状態に移行した時間。

message

string

人が判読できる形式の最後の移行についての詳細。

reason

string

マシンの読み取り可能な形式での移行の最後のステータス。

status

string

状態のテータス。

type

string

状態のタイプ。

以下の表は、status.conditions 配列内のオブジェクトのフィールドについて説明しています。

表7.3 status.outages
フィールド説明

end

string

接続の障害が解決された時点からのタイムスタンプ。

endLogs

array

接続ログエントリー (停止の正常な終了に関連するログエントリーを含む)。

message

string

人が判読できる形式の停止について詳細情報の要約。

start

string

接続の障害が最初に検知された時点からのタイムスタンプ。

startLogs

array

元の障害を含む接続ログのエントリー。

接続ログフィールド

接続ログエントリーのフィールドの説明は以下の表で説明されています。オブジェクトは以下のフィールドで使用されます。

  • status.failures[]
  • status.successes[]
  • status.outages[].startLogs[]
  • status.outages[].endLogs[]
表7.4 接続ログオブジェクト
フィールド説明

latency

string

アクションの期間を記録します。

message

string

ステータスを人が判読できる形式で提供します。

reason

string

ステータスの理由をマシンが判読できる形式で提供します。値は TCPConnectTCPConnectErrorDNSResolveDNSError のいずれかになります。

success

boolean

ログエントリーが成功または失敗であるかを示します。

time

string

接続チェックの開始時間。

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