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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.14.9. DPDK および RDMA の使用
コンテナー化された Data Plane Development Kit (DPDK) アプリケーションは OpenShift Container Platform でサポートされています。Single Root I/O Virtualization (SR-IOV) ネットワークハードウェアは、Data Plane Development Kit (DPDK) および Remote Direct Memory Access (RDMA) で利用できます。
対応しているデバイスの詳細は、Supported devices を参照してください。
14.9.1. NIC を使用した DPDK モードでの Virtual Function の使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。 - SR-IOV Network Operator をインストールします。
-
cluster-admin権限を持つユーザーとしてログインしている。
手順
以下の
SriovNetworkNodePolicyオブジェクトを作成してから、YAML をintel-dpdk-node-policy.yamlファイルに保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- Virtual Function (VF) のドライバータイプを
vfio-pciに指定します。
注記SriovNetworkNodePolicyの各オプションに関する詳細は、Configuring SR-IOV network devicesセクションを参照してください。SriovNetworkNodePolicyオブジェクトで指定された設定を適用する際に、SR-IOV Operator はノードをドレイン (解放) する可能性があり、場合によってはノードの再起動を行う場合があります。設定の変更が適用されるまでに数分の時間がかかる場合があります。エビクトされたワークロードを処理するために、クラスター内に利用可能なノードが十分にあることを前もって確認します。設定の更新が適用された後に、
openshift-sriov-network-operatornamespace のすべての Pod がRunningステータスに変更されます。以下のコマンドを実行して
SriovNetworkNodePolicyオブジェクトを作成します。oc create -f intel-dpdk-node-policy.yaml
$ oc create -f intel-dpdk-node-policy.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の
SriovNetworkオブジェクトを作成してから、YAML をintel-dpdk-network.yamlファイルに保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- IPAM CNI プラグインの設定オブジェクトを YAML ブロックスケーラーとして指定します。プラグインは、割り当て定義についての IP アドレスの割り当てを管理します。
注記SriovNetworkの各オプションに関する詳細は、SR-IOV の追加ネットワークの設定セクションを参照してください。オプションのライブラリー app-netutil は、コンテナーの親 Pod に関するネットワーク情報を収集するための複数の API メソッドを提供します。
以下のコマンドを実行して、
SriovNetworkオブジェクトを作成します。oc create -f intel-dpdk-network.yaml
$ oc create -f intel-dpdk-network.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の
Pod仕様を作成してから、YAML をintel-dpdk-pod.yamlファイルに保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
SriovNetworkオブジェクトのintel-dpdk-networkが作成される同じtarget_namespaceを指定します。Pod を異なる namespace に作成する場合、target_namespaceをPod仕様およびSriovNetowrkオブジェクトの両方で変更します。- 2
- アプリケーションとアプリケーションが使用する DPDK ライブラリーが含まれる DPDK イメージを指定します。
- 3
- hugepage の割り当て、システムリソースの割り当て、およびネットワークインターフェイスアクセス用のコンテナー内のアプリケーションに必要な追加機能を指定します。
- 4
- hugepage ボリュームを、
/dev/hugepagesの下にある DPDK Pod にマウントします。hugepage ボリュームは、メディアがHugepagesに指定されている emptyDir ボリュームタイプでサポートされます。 - 5
- オプション: DPDK Pod に割り当てられる DPDK デバイスの数を指定します。このリソース要求および制限は、明示的に指定されていない場合、SR-IOV ネットワークリソースインジェクターによって自動的に追加されます。SR-IOV ネットワークリソースインジェクターは、SR-IOV Operator によって管理される受付コントローラーコンポーネントです。これはデフォルトで有効にされており、デフォルト
SriovOperatorConfigCR でenableInjectorオプションをfalseに設定して無効にすることができます。 - 6
- CPU の数を指定します。DPDK Pod には通常、kubelet から排他的 CPU を割り当てる必要があります。これは、CPU マネージャーポリシーを
staticに設定し、GuaranteedQoS を持つ Pod を作成して実行されます。 - 7
- hugepage サイズ
hugepages-1Giまたはhugepages-2Miを指定し、DPDK Pod に割り当てられる hugepage の量を指定します。2Miおよび1Gihugepage を別々に設定します。1Gihugepage を設定するには、カーネル引数をノードに追加する必要があります。たとえば、カーネル引数default_hugepagesz=1GB、hugepagesz=1Gおよびhugepages=16を追加すると、16*1Gihugepage がシステムの起動時に割り当てられます。
以下のコマンドを実行して DPDK Pod を作成します。
oc create -f intel-dpdk-pod.yaml
$ oc create -f intel-dpdk-pod.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
14.9.2. Mellanox NIC を使用した DPDK モードでの Virtual Function の使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。 - SR-IOV Network Operator をインストールします。
-
cluster-admin権限を持つユーザーとしてログインしている。
手順
以下の
SriovNetworkNodePolicyオブジェクトを作成してから、YAML をmlx-dpdk-node-policy.yamlファイルに保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記SriovNetworkNodePolicyの各オプションに関する詳細は、Configuring SR-IOV network devicesセクションを参照してください。SriovNetworkNodePolicyオブジェクトで指定された設定を適用する際に、SR-IOV Operator はノードをドレイン (解放) する可能性があり、場合によってはノードの再起動を行う場合があります。設定の変更が適用されるまでに数分の時間がかかる場合があります。エビクトされたワークロードを処理するために、クラスター内に利用可能なノードが十分にあることを前もって確認します。設定の更新が適用された後に、
openshift-sriov-network-operatornamespace のすべての Pod がRunningステータスに変更されます。以下のコマンドを実行して
SriovNetworkNodePolicyオブジェクトを作成します。oc create -f mlx-dpdk-node-policy.yaml
$ oc create -f mlx-dpdk-node-policy.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の
SriovNetworkオブジェクトを作成してから、YAML をmlx-dpdk-network.yamlファイルに保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- IPAM CNI プラグインの設定オブジェクトを YAML ブロックスケーラーとして指定します。プラグインは、割り当て定義についての IP アドレスの割り当てを管理します。
注記SriovNetworkの各オプションに関する詳細は、SR-IOV の追加ネットワークの設定セクションを参照してください。オプションのライブラリー app-netutil は、コンテナーの親 Pod に関するネットワーク情報を収集するための複数の API メソッドを提供します。
以下のコマンドを実行して
SriovNetworkNodePolicyオブジェクトを作成します。oc create -f mlx-dpdk-network.yaml
$ oc create -f mlx-dpdk-network.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の
Pod仕様を作成してから、YAML をmlx-dpdk-pod.yamlファイルに保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
SriovNetworkオブジェクトのmlx-dpdk-networkが作成される同じtarget_namespaceを指定します。Pod を異なる namespace に作成する場合、target_namespaceをPod仕様およびSriovNetowrkオブジェクトの両方で変更します。- 2
- アプリケーションとアプリケーションが使用する DPDK ライブラリーが含まれる DPDK イメージを指定します。
- 3
- hugepage の割り当て、システムリソースの割り当て、およびネットワークインターフェイスアクセス用のコンテナー内のアプリケーションに必要な追加機能を指定します。
- 4
- hugepage ボリュームを、
/dev/hugepagesの下にある DPDK Pod にマウントします。hugepage ボリュームは、メディアがHugepagesに指定されている emptyDir ボリュームタイプでサポートされます。 - 5
- オプション: DPDK Pod に割り当てられる DPDK デバイスの数を指定します。このリソース要求および制限は、明示的に指定されていない場合、SR-IOV ネットワークリソースインジェクターによって自動的に追加されます。SR-IOV ネットワークリソースインジェクターは、SR-IOV Operator によって管理される受付コントローラーコンポーネントです。これはデフォルトで有効にされており、デフォルト
SriovOperatorConfigCR でenableInjectorオプションをfalseに設定して無効にすることができます。 - 6
- CPU の数を指定します。DPDK Pod には通常、kubelet から排他的 CPU を割り当てる必要があります。これは、CPU マネージャーポリシーを
staticに設定し、GuaranteedQoS を持つ Pod を作成して実行されます。 - 7
- hugepage サイズ
hugepages-1Giまたはhugepages-2Miを指定し、DPDK Pod に割り当てられる hugepage の量を指定します。2Miおよび1Gihugepage を別々に設定します。1Gihugepage を設定するには、カーネル引数をノードに追加する必要があります。
以下のコマンドを実行して DPDK Pod を作成します。
oc create -f mlx-dpdk-pod.yaml
$ oc create -f mlx-dpdk-pod.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
14.9.3. Mellanox NIC を使用した RDMA モードでの Virtual Function の使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
RoCE (RDMA over Converged Ethernet) はテクノロジープレビュー機能としてのみご利用いただけます。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
RoCE (RDMA over Converged Ethernet) は、OpenShift Container Platform で RDMA を使用する場合に唯一サポートされているモードです。
前提条件
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。 - SR-IOV Network Operator をインストールします。
-
cluster-admin権限を持つユーザーとしてログインしている。
手順
以下の
SriovNetworkNodePolicyオブジェクトを作成してから、YAML をmlx-rdma-node-policy.yamlファイルに保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記SriovNetworkNodePolicyの各オプションに関する詳細は、Configuring SR-IOV network devicesセクションを参照してください。SriovNetworkNodePolicyオブジェクトで指定された設定を適用する際に、SR-IOV Operator はノードをドレイン (解放) する可能性があり、場合によってはノードの再起動を行う場合があります。設定の変更が適用されるまでに数分の時間がかかる場合があります。エビクトされたワークロードを処理するために、クラスター内に利用可能なノードが十分にあることを前もって確認します。設定の更新が適用された後に、
openshift-sriov-network-operatornamespace のすべての Pod がRunningステータスに変更されます。以下のコマンドを実行して
SriovNetworkNodePolicyオブジェクトを作成します。oc create -f mlx-rdma-node-policy.yaml
$ oc create -f mlx-rdma-node-policy.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の
SriovNetworkオブジェクトを作成してから、YAML をmlx-rdma-network.yamlファイルに保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- IPAM CNI プラグインの設定オブジェクトを YAML ブロックスケーラーとして指定します。プラグインは、割り当て定義についての IP アドレスの割り当てを管理します。
注記SriovNetworkの各オプションに関する詳細は、SR-IOV の追加ネットワークの設定セクションを参照してください。オプションのライブラリー app-netutil は、コンテナーの親 Pod に関するネットワーク情報を収集するための複数の API メソッドを提供します。
以下のコマンドを実行して
SriovNetworkNodePolicyオブジェクトを作成します。oc create -f mlx-rdma-network.yaml
$ oc create -f mlx-rdma-network.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の
Pod仕様を作成してから、YAML をmlx-rdma-pod.yamlファイルに保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
SriovNetworkオブジェクトのmlx-rdma-networkが作成される同じtarget_namespaceを指定します。Pod を異なる namespace に作成する場合、target_namespaceをPod仕様およびSriovNetowrkオブジェクトの両方で変更します。- 2
- アプリケーションとアプリケーションが使用する RDMA ライブラリーが含まれる RDMA イメージを指定します。
- 3
- hugepage の割り当て、システムリソースの割り当て、およびネットワークインターフェイスアクセス用のコンテナー内のアプリケーションに必要な追加機能を指定します。
- 4
- hugepage ボリュームを、
/dev/hugepagesの下にある RDMA Pod にマウントします。hugepage ボリュームは、メディアがHugepagesに指定されている emptyDir ボリュームタイプでサポートされます。 - 5
- CPU の数を指定します。RDMA Pod には通常、kubelet から排他的 CPU を割り当てる必要があります。これは、CPU マネージャーポリシーを
staticに設定し、GuaranteedQoS を持つ Pod を作成して実行されます。 - 6
- hugepage サイズ
hugepages-1Giまたはhugepages-2Miを指定し、RDMA Pod に割り当てられる hugepage の量を指定します。2Miおよび1Gihugepage を別々に設定します。1Gihugepage を設定するには、カーネル引数をノードに追加する必要があります。
以下のコマンドを実行して RDMA Pod を作成します。
oc create -f mlx-rdma-pod.yaml
$ oc create -f mlx-rdma-pod.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow