3.3. odo のインストール


odo CLI は、バイナリーをダウンロードして、Linux、Windows、または macOS にインストールできます。また、odooc の両方のバイナリーを使用して、OpenShift Container Platform クラスターと対話する OpenShift VS Code 拡張機能をインストールすることもできます。Red Hat Enterprise Linux(RHEL) の場合、odo CLI を RPM としてインストールできます。

注記

現時点では、odo はネットワークが制限された環境でのインストールをサポートしていません。

3.3.1. odo の Linux へのインストール

odo CLI はバイナリーとしてダウンロードでき、以下を含む複数のオペレーティングシステムおよびアーキテクチャーの tarball としてダウンロードできます。

オペレーティングシステムバイナリーTarball

Linux

odo-linux-amd64

odo-linux-amd64.tar.gz

Linux on IBM Power

odo-linux-ppc64le

odo-linux-ppc64le.tar.gz

Linux on IBM Z および LinuxONE

odo-linux-s390x

odo-linux-s390x.tar.gz

手順

  1. コンテンツゲートウェイ に移動し、オペレーティングシステムおよびアーキテクチャーに適したファイルをダウンロードします。

    • バイナリーをダウンロードする場合は、これを odo に変更します。

      $ curl -L https://developers.redhat.com/content-gateway/rest/mirror/pub/openshift-v4/clients/odo/latest/odo-linux-amd64 -o odo
    • tarball をダウンロードする場合は、バイナリーを展開します。

      $ curl -L https://developers.redhat.com/content-gateway/rest/mirror/pub/openshift-v4/clients/odo/latest/odo-linux-amd64.tar.gz -o odo.tar.gz
      $ tar xvzf odo.tar.gz
  2. バイナリーのパーミッションを変更します。

    $ chmod +x <filename>
  3. odo バイナリーを、PATH にあるディレクトリーに配置します。

    PATH を確認するには、以下のコマンドを実行します。

    $ echo $PATH
  4. odo がシステムで利用可能になっていることを確認します。

    $ odo version

3.3.2. odo の Windows へのインストール

Windows 用のodo CLI は、バイナリーおよびアーカイブとしてダウンロードできます。

オペレーティングシステムバイナリーTarball

Windows

odo-windows-amd64.exe

odo-windows-amd64.exe.zip

手順

  1. コンテンツゲートウェイ に移動し、適切なファイルをダウンロードします。

    • バイナリーをダウンロードする場合は、名前を odo.exe に変更します。
    • アーカイブをダウンロードする場合は、ZIP プログラムでバイナリーを展開し、名前を odo.exe に変更します。
  2. odo.exe バイナリーを PATH にあるディレクトリーに移動します。

    PATH を確認するには、コマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを実行します。

    C:\> path
  3. odo がシステムで利用可能になっていることを確認します。

    C:\> odo version

3.3.3. odo の macOS へのインストール

macOS の odo CLI は、バイナリーおよび tarball としてダウンロードできます。

オペレーティングシステムバイナリーTarball

macOS

odo-darwin-amd64

odo-darwin-amd64.tar.gz

手順

  1. コンテンツゲートウェイ に移動し、適切なファイルをダウンロードします。

    • バイナリーをダウンロードする場合は、これを odo に変更します。

      $ curl -L https://developers.redhat.com/content-gateway/rest/mirror/pub/openshift-v4/clients/odo/latest/odo-darwin-amd64 -o odo
    • tarball をダウンロードする場合は、バイナリーを展開します。

      $ curl -L https://developers.redhat.com/content-gateway/rest/mirror/pub/openshift-v4/clients/odo/latest/odo-darwin-amd64.tar.gz -o odo.tar.gz
      $ tar xvzf odo.tar.gz
  2. バイナリーのパーミッションを変更します。

    # chmod +x odo
  3. odo バイナリーを、PATH にあるディレクトリーに配置します。

    PATH を確認するには、以下のコマンドを実行します。

    $ echo $PATH
  4. odo がシステムで利用可能になっていることを確認します。

    $ odo version

3.3.4. odo の VS Code へのインストール

OpenShift VS Code 拡張 は、odooc バイナリーの両方を使用して OpenShift Container Platform クラスターと対話します。これらの機能を使用するには、OpenShift VS Code 拡張を VS Code にインストールします。

前提条件

  • VS Code がインストールされていること。

手順

  1. VS Code を開きます。
  2. Ctrl+P で VS Code Quick Open を起動します。
  3. 以下のコマンドを入力します。

    $ ext install redhat.vscode-openshift-connector

3.3.5. RPM を使用した odo の Red Hat Enterprise Linux(RHEL) へのインストール

Red Hat Enterprise Linux(RHEL) の場合、odo CLI を RPM としてインストールできます。

手順

  1. Red Hat Subscription Manager に登録します。

    # subscription-manager register
  2. 最新のサブスクリプションデータをプルします。

    # subscription-manager refresh
  3. 利用可能なサブスクリプションを一覧表示します。

    # subscription-manager list --available --matches '*OpenShift Developer Tools and Services*'
  4. 直前のコマンドの出力で、OpenShift Container Platform サブスクリプションの Pool ID フィールドを見つけ、これを登録されたシステムに割り当てます。

    # subscription-manager attach --pool=<pool_id>
  5. odo で必要なリポジトリーを有効にします。

    # subscription-manager repos --enable="ocp-tools-4.9-for-rhel-8-x86_64-rpms"
  6. odo パッケージをインストールします。

    # yum install odo
  7. odo がシステムで利用可能になっていることを確認します。

    $ odo version
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