第6章 Azure Stack Hub へのインストール
6.1. Azure Stack Hub へのインストールの準備
6.1.1. 前提条件
- OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスについての詳細を確認している。
- クラスターンストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を確認している。
- Azure Stack Hub バージョン 2008 以降がインストールされている。
6.1.2. OpenShift Container Platform の Azure Stack Hub へのインストール要件
OpenShift Container Platform を Microsoft Azure にインストールする前に、Azure Stack Hub アカウントを設定する必要があります。アカウントの設定、アカウントの制限、DNS ゾーン設定、必要なロール、およびサービスプリンシパルの作成の詳細は、Azure Stack Hub アカウントの設定 を参照してください。
クラスターを Azure Stack Hub にインストールする場合は、クラウド認証情報を手動で管理する必要があります。これは、クラスターをインストールする前に、手動モードの Cloud Credential Operator (CCO) を設定して実行します。詳細は、Manually creating IAM for Azure を参照してください。
6.1.3. Azure Stack Hub に OpenShift Container Platform をインストールする方法の選択
ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用して、OpenShift Container Platform を Azure Stack Hub にインストールできます。そのため、クラスターリソースを独自に管理し、維持する必要があります。現時点で、クラスターインフラストラクチャーを自動的にプロビジョニングするインストールプログラムを使用して Azure Stack Hub への OpenShift Container Platform のインストールはサポートされていません。
インストーラーおよびユーザーによってプロビジョニングされるインストールプロセスの詳細は、インストールプロセス を参照してください。
6.1.3.1. ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーへのクラスターのインストール
以下の方法を使用して、独自にプロビジョニングする Azure Stack Hub インフラストラクチャーにクラスターをインストールできます。
- ARM テンプレートを使用したクラスターの Azure Stack Hub へのインストール: 独自に提供するインフラストラクチャーを使用して、OpenShift Container Platform を Azure Stack Hub にインストールできます。提供される Azure Resource Manager (ARM) テンプレートを使用して、インストールを支援できます。