1.2. イメージ
Red Hat OpenShift Service on AWS のコンテナーは OCI または Docker 形式のコンテナーの イメージ をベースにしています。イメージは、単一コンテナーを実行するためのすべての要件、およびそのニーズおよび機能を記述するメタデータを含むバイナリーです。
これはパッケージ化テクノロジーとして考えることができます。コンテナーは、作成時にコンテナーに追加のアクセスを付与しない限り、イメージで定義されるリソースにのみアクセスできます。同じイメージを複数のホストにまたがって複数のコンテナーにデプロイし、それらの間で負荷を分散することにより、Red Hat OpenShift Service on AWS はイメージにパッケージ化されたサービスの冗長性および水平的なスケーリングを提供できます。
イメージをビルドするために podman または docker
CLI を直接使用することはできますが、Red Hat OpenShift Service on AWS は、コードまたは設定を既存イメージに追加して新規イメージの作成を支援するビルダーイメージも提供します。
アプリケーションは一定期間をかけて開発されるため、単一のイメージ名が同じイメージの数多くの異なるバージョンを参照する場合があります。それぞれの異なるイメージは、通常は 12 文字 (例: fd44297e2ddb
) に省略されるそのハッシュ (fd44297e2ddb050ec4f…
などの長い 16 進数) で一意に参照されます。