11.2. Source-to-Image


Red Hat Software Collections イメージを、Node.js、Perl、Python などの特定のランタイム環境に依存するアプリケーションの基盤として使用することができます。Java を使用するランタイム環境のリファレンスとして、Red Hat Java Source-to-Image for OpenShift ドキュメントを使用できます。これらのランタイムベースイメージの特殊なバージョンは Source-to-image (S2I) イメージと呼ばれています。S2I イメージを使用して、コードを、そのコードを実行できるベースイメージ環境に挿入することができます。

S2I イメージには、以下が含まれます。

  • .NET
  • Java
  • Go
  • Node.js
  • Perl
  • PHP
  • Python
  • Ruby

S2I イメージは、以下の手順で Red Hat OpenShift Service on AWS Web コンソールから直接使用できます。

  1. ログイン認証情報を使用して、Red Hat OpenShift Service on AWS Web コンソールにログインします。Red Hat OpenShift Service on AWS Web コンソールのデフォルトビューは、Administrator パースペクティブです。
  2. パースペクティブスイッチャーを使用して、Developer パースペクティブに切り替えます。
  3. +Add ビューで、Project ドロップダウンリストを使用して既存プロジェクトを選択するか、新規プロジェクトを作成します。
  4. Developer Catalog タイルの All services をクリックします。
  5. Type の下の Builder Images をクリックして、利用可能な S2I イメージを表示します。

S2I イメージは、Cluster Samples Operator からも入手できます。

11.2.1. Source-to-Image ビルドプロセスの概要

Source-to-Image (S2I) は、ソースコードをコンテナーに挿入してソースコードを実行可能にすることで、実行可能な状態のイメージを生成します。S2I では、以下の手順を実行します。

  1. FROM <builder image> コマンドを実行します。
  2. ソースコードをビルダーイメージの定義された場所にコピーします。
  3. ビルダーイメージから assemble スクリプトを実行します。
  4. デフォルトコマンドとしてビルダーイメージに run スクリプトを設定します。

Buildah は次にコンテナーイメージを作成します。

11.2.2. 関連情報

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