2.5. Web コンソールを使用したクラスターデプロイ時に ROSA with HCP の AWS 請求先アカウントを選択する
Web コンソールを使用してクラスターを作成するには、ROSA のセットアップ ページの下部セクションにある 2 番目のオプションを選択します。
図2.15 Web インターフェイスでのデプロイ
注記Web コンソールでのデプロイプロセスを開始する前に、前提条件を完了してください。
アカウントロールの作成など、一部のタスクには
rosa
CLI が必要です。ROSA を初めてデプロイする場合は、CLI の手順に従い、rosa whoami
コマンドを実行した後に、Web コンソールでのデプロイ手順を開始してください。Web コンソールを使用して ROSA クラスターを作成する場合の最初のステップは、コントロールプレーンの選択です。Next ボタンをクリックする前に、Hosted オプションが選択されていることを確認してください。
図2.16 Hosted オプションの選択
次のステップ Accounts and roles では、インフラストラクチャー AWS アカウントを指定できます。このアカウントが ROSA クラスターのデプロイ先となり、そこでリソースが消費および管理されます。
図2.17 AWS インフラストラクチャーアカウント
- ROSA クラスターのデプロイ先のアカウントが表示されない場合は、How to associate a new AWS account をクリックして、この関連付けに関して、アカウントロールの作成またはリンクの情報を参照してください。
-
これには
rosa
CLI を使用します。 -
複数の AWS アカウントを使用しており、それらのプロファイルが AWS CLI 用に設定されている場合は、
rosa
CLI コマンドを使用するときに--profile
セレクターを使用して AWS プロファイルを指定できます。
請求先の AWS アカウントは、すぐ次のセクションで選択されます。
図2.18 AWS 請求先アカウント
- ユーザーがログイン中の Red Hat アカウントにリンクされている AWS アカウントのみが表示されます。
- 指定した AWS アカウントに ROSA サービスの使用料が課金されます。
特定の AWS 請求先アカウントに対して ROSA の契約が有効になっているかどうかが表示されます。
- Contract enabled というラベルが表示されている AWS 請求先アカウントを選択した場合、前払い済みの契約の容量が消費されるまで、オンデマンドの消費料金は課金されません。
- Contract enabled というラベルのない AWS アカウントには、該当するオンデマンド消費料金が課金されます。
請求先の AWS アカウントの選択以降の手順は、このチュートリアルの範囲外です。
関連情報
- CLI を使用してクラスターを作成する方法は、CLI を使用した ROSA with HCP クラスターの作成 を参照してください。
- Web コンソールを使用して ROSA クラスターのデプロイメントを完了する方法の詳細は、この学習パス を参照してください。