14.7. サンプルアプリケーションのデプロイ


動的証明書を設定したら、サンプルアプリケーションをデプロイして、新しいルートの公開時に証明書がプロビジョニングされ、信頼されることを確認します。

  1. サンプルアプリケーション用に新しいプロジェクトを作成します。

    $ oc new-project hello-world
  2. Hello World アプリケーションをデプロイします。

    $ oc -n hello-world new-app --image=docker.io/openshift/hello-openshift
  3. クラスターの外部からアプリケーションを公開するためのルートを作成します。

    $ oc -n hello-world create route edge --service=hello-openshift hello-openshift-tls --hostname hello.${DOMAIN}
  4. ルートの証明書が信頼されていないことを確認します。

    $ curl -I https://hello.${DOMAIN}

    出力例

    curl: (60) SSL: no alternative certificate subject name matches target host name 'hello.example.com'
    More details here: https://curl.se/docs/sslcerts.html
    
    curl failed to verify the legitimacy of the server and therefore could not
    establish a secure connection to it. To learn more about this situation and
    how to fix it, please visit the web page mentioned above.

  5. ルートにアノテーションを付けて、cert-manager をトリガーしてカスタムドメインの証明書をプロビジョニングします。

    $ oc -n hello-world annotate route hello-openshift-tls cert-manager.io/issuer-kind=ClusterIssuer cert-manager.io/issuer-name=letsencrypt-production
    注記

    証明書の作成には 2 - 3 分かかります。証明書の更新は、有効期限が近づくと、cert-manager Operator によって自動的に処理されます。

  6. ルートの証明書が信頼されていることを確認します。

    $ curl -I https://hello.${DOMAIN}

    出力例

    HTTP/2 200
    date: Thu, 05 Oct 2023 23:45:33 GMT
    content-length: 17
    content-type: text/plain; charset=utf-8
    set-cookie: 52e4465485b6fb4f8a1b1bed128d0f3b=68676068bb32d24f0f558f094ed8e4d7; path=/; HttpOnly; Secure; SameSite=None
    cache-control: private

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.