第1章 Red Hat OpenShift Service on AWS CLI ツールの概要


ユーザーは、Red Hat OpenShift Service on AWS での作業中に、次のようなさまざまな操作を実行します。

  • クラスターの管理
  • アプリケーションのビルド、デプロイ、および管理
  • デプロイメントプロセスの管理
  • Operator カタログの作成と保守

Red Hat OpenShift Service on AWS は、コマンドラインインターフェイス (CLI) ツール群を備えており、ユーザーがターミナルからさまざまな管理および開発操作を実行できるようにすることで、上記のタスクを簡素化します。これらのツールでは、アプリケーションの管理だけでなく、システムの各コンポーネントを操作する簡単なコマンドを利用できます。

1.1. CLI ツールのリスト

Red Hat OpenShift Service on AWS では、次の CLI ツール群を利用できます。

  • OpenShift CLI (oc): これは、Red Hat OpenShift Service on AWS ユーザーが最もよく使用する CLI ツールです。クラスター管理者と開発者の両方が、ターミナルを使用して Red Hat OpenShift Service on AWS 全体にわたるエンドツーエンドの操作を実行するのに役立ちます。Web コンソールとは異なり、ユーザーはコマンドスクリプトを使用してプロジェクトのソースコードを直接操作できます。
  • Knative CLI (kn): (kn) CLI ツールは、Knative Serving や Eventing などの OpenShift サーバーレスコンポーネントの操作に使用できるシンプルで直感的なターミナルコマンドを提供します。
  • Pipelines CLI (tkn): OpenShift Pipelines は、Red Hat OpenShift Service on AWS の継続的インテグレーションおよび継続的デリバリー (CI/CD) ソリューションであり、内部で Tekton を使用します。tkn CLI ツールには、シンプルで直感的なコマンドが同梱されており、ターミナルを使用して OpenShift パイプラインを操作できます。
  • opm CLI:opm CLI ツールは、Operator 開発者とクラスター管理者がターミナルから Operator のカタログを作成および保守するのに役立ちます。
  • ROSA CLI (rosa): rosa CLI を使用して、ROSA クラスターとリソースを作成、更新、管理、および削除します。
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