9.4. Entra ID をアイデンティティープロバイダーとして使用するように Red Hat OpenShift Service on AWS クラスターを設定する


Entra ID をアイデンティティープロバイダーとして使用するように Red Hat OpenShift Service on AWS を設定する必要があります。

Red Hat OpenShift Service on AWS は OpenShift Cluster Manager を使用してアイデンティティープロバイダーを設定する機能を提供しますが、ここでは ROSA CLI を使用して、Entra ID をアイデンティティープロバイダーとして使用するようにクラスターの OAuth プロバイダーを設定します。アイデンティティープロバイダーを設定する前に、アイデンティティープロバイダー設定に必要な変数を設定します。

手順

  1. 次のコマンドを実行して変数を作成します。

    $ CLUSTER_NAME=example-cluster 
    1
    
    $ IDP_NAME=AAD 
    2
    
    $ APP_ID=yyyyyyyy-yyyy-yyyy-yyyy-yyyyyyyyyyyy 
    3
    
    $ CLIENT_SECRET=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx 
    4
    
    $ TENANT_ID=zzzzzzzz-zzzz-zzzz-zzzz-zzzzzzzzzzzz 
    5
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    1
    これはクラスターの名前に置き換えます。
    2
    この値は、このプロセスで前に生成した OAuth コールバック URL で使用した名前に置き換えます。
    3
    これはアプリケーション (クライアント) ID に置き換えます。
    4
    これはクライアントシークレットに置き換えます。
    5
    これはディレクトリー (テナント) ID に置き換えます。
  2. 次のコマンドを実行して、クラスターの OAuth プロバイダーを設定します。グループクレームを有効にした場合は、必ず --group-claims groups 引数を使用してください。

    • グループクレームを有効にした場合は、次のコマンドを実行します。

      $ rosa create idp \
      --cluster ${CLUSTER_NAME} \
      --type openid \
      --name ${IDP_NAME} \
      --client-id ${APP_ID} \
      --client-secret ${CLIENT_SECRET} \
      --issuer-url https://login.microsoftonline.com/${TENANT_ID}/v2.0 \
      --email-claims email \
      --name-claims name \
      --username-claims preferred_username \
      --extra-scopes email,profile \
      --groups-claims groups
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    • グループクレームを有効にしなかった場合は、次のコマンドを実行します。

      $ rosa create idp \
      --cluster ${CLUSTER_NAME} \
      --type openid \
      --name ${IDP_NAME} \
      --client-id ${APP_ID} \
      --client-secret ${CLIENT_SECRET} \
      --issuer-url https://login.microsoftonline.com/${TENANT_ID}/v2.0 \
      --email-claims email \
      --name-claims name \
      --username-claims preferred_username \
      --extra-scopes email,profile
      Copy to Clipboard Toggle word wrap

数分後、クラスター認証 Operator が変更を調整します。すると、Entra ID を使用してクラスターにログインできるようになります。

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