4.2. AWS STS セキュリティー
AWS STS のセキュリティー機能には以下が含まれます。
ユーザーが事前に作成する明示的かつ限定的なポリシーセット。
- ユーザーは、プラットフォームに必要なすべての要求された権限を確認できます。
- サービスは、これらの権限以外の操作を一切行うことができません。
- 認証情報をローテーションしたり取り消したりする必要はありません。サービスは、操作を実行する必要が生じるたびに、1 時間以内に期限切れになる認証情報を取得します。
- 認証情報の有効期限により、認証情報の漏洩や再利用のリスクが軽減されます。
- ROSA 固有の AWS 管理ポリシーは、AWS API の制限内で、アカウント内の ROSA 固有の AWS リソースに対するアクションのみを許可するように厳密にスコープ指定されています。
ROSA のポリシーは、分離された特定の IAM ロールに対する短期的なセキュリティー認証情報を使用して、クラスターのソフトウェアコンポーネントに最小限の権限を付与します。認証情報は、AWS の API 呼び出しを実行する各コンポーネントおよびクラスターに固有の IAM ロールに関連付けられます。この方法は、クラウドサービスのリソース管理における最小権限と安全なプラクティスの原則に沿ったものです。