第3章 Red Hat OpenShift Service on AWS のダッシュボードを使用したクラスター情報の取得


Red Hat OpenShift Service on AWS の Web コンソールは、クラスターに関する概要情報を取得します。

3.1. Red Hat OpenShift Service on AWS のダッシュボードページについて

Red Hat OpenShift Service on AWS Web コンソールから Home Overview に移動して、クラスターに関する概要情報を取得する OpenShift Service on AWS ダッシュボードにアクセスします。

Red Hat OpenShift Service on AWS ダッシュボードでは、個々のダッシュボードカードに、取得されたさまざまなクラスター情報が表示されます。

Red Hat OpenShift Service on AWS ダッシュボードは次のカードで構成されています。

  • Details は、クラスターの詳細情報の概要を表示します。

    ステータスには、okerrorwarningin progress、および unknown が含まれます。リソースでは、カスタムのステータス名を追加できます。

    • クラスター
    • プロバイダー
    • バージョン
  • Cluster Inventory は、リソースの数および関連付けられたステータスの詳細を表示します。これは、問題の解決に介入が必要な場合に役立ちます。以下に関する情報が含まれます。

    • ノード数
    • Pod 数
    • 永続ストレージボリューム要求
    • 状態別にリスト表示されたクラスター内のベアメタルホスト (metal3 環境でのみ利用可能)
  • Status は、管理者がクラスターリソースの消費状況を把握するのに役立ちます。リソースをクリックし、指定されたクラスターリソース (CPU、メモリー、またはストレージ) の最大量を消費する Pod およびノードを一覧表示する詳細ページに切り替えます。
  • Cluster Utilization には、指定期間におけるさまざまなリソースの容量が表示されます。これは、リソース消費量が多い場合に、管理者がその規模と頻度を把握するのに役立ちます。次の情報が表示されます。

    • CPU 時間
    • メモリー割り当て
    • 消費されたストレージ
    • 消費されたネットワークリソース
    • Pod 数
  • Activity には、Pod の作成や別のホストへの仮想マシンの移行など、クラスター内の最近のアクティビティーに関連するメッセージがリスト表示されます。
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