第11章 モニタリングダッシュボードの確認
Red Hat OpenShift Service on AWS は、ユーザー定義プロジェクトの状態を理解するのに役立つモニタリングダッシュボードを提供します。
Administrator パースペクティブを使用して、次の項目を含むコア Red Hat OpenShift Service on AWS コンポーネントのダッシュボードにアクセスします。
- API パフォーマンス
- etcd
- Kubernetes コンピュートリソース
- Kubernetes ネットワークリソース
- Prometheus
- クラスターおよびノードのパフォーマンスに関連する USE メソッドダッシュボード
- ノードのパフォーマンスメトリクス
図11.1 Administrator パースペクティブのダッシュボードの例
開発者 パースペクティブでは、Kubernetes コンピュートリソースダッシュボードのみにアクセスできます。
図11.2 Developer パースペクティブのダッシュボードの例
11.1. クラスター管理者としてのモニタリングダッシュボードの確認
Administrator パースペクティブでは、コア Red Hat OpenShift Service on AWS クラスターコンポーネントに関連するダッシュボードを表示できます。
前提条件
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dedicated-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
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Red Hat OpenShift Service on AWS Web コンソールの 管理者 パースペクティブで、監視
ダッシュボード に移動します。 - Dashboard 一覧でダッシュボードを選択します。etcd や Prometheus ダッシュボードなどの一部のダッシュボードは、選択時に追加のサブメニューを生成します。
必要に応じて、Time Range 一覧でグラフの時間範囲を選択します。
- 事前定義済みの期間を選択します。
時間範囲 リストで カスタムの時間範囲 を選択して、カスタムの時間範囲を設定します。
- From および To の日付と時間を入力または選択します。
- Save をクリックして、カスタムの時間範囲を保存します。
- オプション: Refresh Interval を選択します。
- ダッシュボードの各グラフにカーソルを合わせて、特定の項目に関する詳細情報を表示します。