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18.5. チュートリアル: ヘルスチェック

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意図的に Pod をクラッシュさせ、Kubernetes liveness プローブに応答しないようにすることで、Kubernetes が Pod の障害にどのように対応するかを確認できます。

18.5.1. デスクトップの準備

  1. デスクトップ画面を OpenShift Web コンソールと OSToy アプリケーションの Web コンソールに分割して、アクションの結果をすぐに確認できるようにします。

    Splitscreen desktop with the OSToy application and the web console

    画面を分割できない場合は、別のタブで OSToy アプリケーションの Web コンソールを開き、アプリケーションの機能を有効にした後で OpenShift Web コンソールにすばやく切り替えられるようにします。

  2. OpenShift Web コンソールから、Workloads > Deployments > ostoy-frontend を選択して、OSToy デプロイメントを表示します。

    The web console deployments page

18.5.2. Pod のクラッシュ

  1. OSToy アプリケーションの Web コンソールから、左側のメニューの Home をクリックし、Crash Pod ボックスに This is goodbye! などのメッセージを入力します。
  2. Crash Pod をクリックします。

    OSToy crash pod selection

    Pod がクラッシュし、Kubernetes が Pod を再起動するはずです。

    OSToy pod crash message

18.5.3. 復活した Pod の確認

  1. OpenShift Web コンソールから、Deployments 画面にすばやく切り替えます。Pod が黄色に変わり、ダウンしていることがわかります。すぐに復活して青色に変わるはずです。復活プロセスはすぐに行われるため、見逃さないよう注意してください。

    Deployment details page

検証

  1. Web コンソールから、Pods > ostoy-frontend-xxxxxxx-xxxx をクリックして、Pod 画面に切り替えます。

    Pod overview page
  2. Events サブタブをクリックし、コンテナーがクラッシュして再起動したことを確認します。

    Pod events list

18.5.4. アプリケーションを誤動作させる

前の手順の Pod イベントページを開いたままにしておきます。

  • OSToy アプリケーションから、Toggle Health Status タイルの Toggle Health をクリックします。Current Health 状態が I’m not feeling all that well に切り替わるのを確認します。

    OSToy toggle health tile

検証

前のステップを実行すると、アプリケーションが 200 HTTP code で応答を停止します。3 回連続して失敗すると、Kubernetes が Pod を停止して再起動します。Web コンソールから Pod イベントページに戻ると、liveness プローブが失敗し、Pod が再起動されたことがわかります。

次の画像は、Pod イベントページに表示される内容の例を示しています。

Pod events list

A. Pod で失敗が 3 回連続で発生しました。

B. Kubernetes が Pod を停止します。

C. Kubernetes が Pod を再起動します。

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