17.5. チュートリアル: 管理ユーザーの作成


管理 (admin) ユーザーを作成すると、クラスターにすばやくアクセスできるようになります。管理ユーザーを作成するには、次の手順に従います。

注記

管理ユーザーは、このチュートリアル設定では問題なく機能します。実際のデプロイメントでは、正式なアイデンティティープロバイダー を使用してクラスターにアクセスし、ユーザーに管理権限を付与してください。

  1. 次のコマンドを実行して管理ユーザーを作成します。

    rosa create admin --cluster=<cluster-name>

    出力例

    W: It is recommended to add an identity provider to login to this cluster. See 'rosa create idp --help' for more information.
    I: Admin account has been added to cluster 'my-rosa-cluster'. It may take up to a minute for the account to become active.
    I: To login, run the following command:
    oc login https://api.my-rosa-cluster.abcd.p1.openshiftapps.com:6443 \
    --username cluster-admin \
    --password FWGYL-2mkJI-00000-00000

  2. 前のステップで返されたログインコマンドをコピーし、ターミナルに貼り付けます。これにより、CLI を使用してクラスターにログインし、クラスターの使用を開始できるようになります。

    $ oc login https://api.my-rosa-cluster.abcd.p1.openshiftapps.com:6443 \
    >    --username cluster-admin \
    >    --password FWGYL-2mkJI-00000-00000

    出力例

    Login successful.
    
    You have access to 79 projects, the list has been suppressed. You can list all projects with ' projects'
    
    Using project "default".

  3. 管理ユーザーとしてログインしていることを確認するには、次のコマンドのいずれかを実行します。

    • オプション 1:

      $ oc whoami

      出力例

      cluster-admin

    • オプション 2:

      oc get all -n openshift-apiserver

      このコマンドをエラーなしで実行できるのは管理ユーザーのみです。

  4. これでクラスターを管理ユーザーとして使用できるようになりました。このチュートリアルではこれで十分です。実際のデプロイメントでは、アイデンティティープロバイダーをセットアップすることを強く推奨します。これについては、次のチュートリアル で説明します。
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