第12章 サポート
12.1. サポートの概要
次のツールを使用して、Red Hat サポートへの支援リクエスト、バグの報告、環境に関するデータの収集、クラスターと仮想マシンの状態監視を行えます。
12.1.1. サポートチケットを作成する
Red Hat サポートからの支援を即時に必要とする問題が発生した場合は、サポートケースを作成できます。
バグを報告するには、Jira 課題を直接作成できます。
12.1.1.1. サポートケースの作成
Red Hat サポートにサポートを依頼するには、サポートケースの作成手順 に従ってください。
サポートリクエストに含めるデバッグデータを収集すると役立ちます。
12.1.1.1.1. Red Hat サポート用のデータ収集
次の手順を実行して、デバッグ情報を収集できます。
- 環境に関するデータの収集
-
Prometheus と Alertmanager を設定し、AWS および OpenShift Virtualization 上の Red Hat OpenShift Service の
must-gather
データを収集します。
12.1.1.2. JIRA 課題の作成
バグを報告するには、Create Issue ページのフォームに入力して、直接 Jira 課題を作成できます。
12.1.2. Web コンソールの監視
Red Hat OpenShift Service on AWS Web コンソールを使用して、クラスターと仮想マシンの健全性を監視できます。Web コンソールには、クラスターと OpenShift Virtualization コンポーネントおよびリソースのリソース使用量、アラート、イベント、および傾向が表示されます。
ページ | 説明 |
---|---|
Overview ページ | クラスターの詳細、ステータス、アラート、インベントリー、およびリソースの使用状況 |
Virtualization | OpenShift 仮想化のリソース、使用状況、アラート、およびステータス |
Virtualization | CPU、メモリー、およびストレージの上位コンシューマー |
Virtualization | ライブマイグレーションの進捗 |
VirtualMachines | VM リソースの使用状況、ストレージ、ネットワーク、および移行 |
VirtualMachines | VM イベントリスト |
VirtualMachines | 仮想マシンのステータス条件とボリュームスナップショットのステータス |