10.4. 開発者パースペクティブを使用したヘルスチェックの追加
Topology ビューを使用して、デプロイされたアプリケーションにヘルスチェックを追加できます。
前提条件
- Web コンソールで Developer パースペクティブに切り替えていること。
- Developer パースペクティブを使用して Red Hat OpenShift Service on AWS でアプリケーションを作成し、デプロイしている。
手順
- Topology ビューで、アプリケーションノードをクリックし、サイドパネルを表示します。コンテナーにヘルスチェックが追加されていない場合は、ヘルスチェックを追加するためのリンクを含む Health Checks 通知が表示されます。
- 表示された通知で、Add Health Checks リンクをクリックします。
- または、Actions リストをクリックし、Add Health Checks を選択します。コンテナーにヘルスチェックがすでにある場合は、add オプションの代わりに Edit Health Checks オプションが表示されます。
- Add Health Checks フォームで複数のコンテナーをデプロイしている場合は、Container リストを使用して適切なコンテナーが選択されていることを確認します。
必要なヘルスプローブのリンクをクリックして、それらをコンテナーに追加します。ヘルスチェックのデフォルトデータは事前に設定されています。デフォルトデータでプローブを追加するか、値をさらにカスタマイズしてから追加できます。たとえば、コンテナーが要求を処理する準備ができているかどうかを確認する Readiness プローブを追加するには、以下を実行します。
- Add Readiness Probe をクリックし、プローブのパラメーターが含まれているフォームを表示します。
- Type リストをクリックし、追加する要求タイプを選択します。たとえば、この場合は Container Command を選択し、コンテナー内で実行されるコマンドを選択します。
-
Command フィールドで、引数
cat
を追加することもできます。同様に、チェック用に複数の引数を追加したり、別の引数/tmp/healthy
を追加したりすることができます。 必要に応じて、他のパラメーターのデフォルト値を保持するか、変更します。
注記Timeout
の値はPeriod
の値よりも小さくなければなりません。Timeout
のデフォルト値は1
です。Period
のデフォルト値は10
です。- フォームの下部にあるチェックマークをクリックします。Readiness Probe Added メッセージが表示されます。
- Add をクリックしてヘルスチェックを追加します。Topology ビューにリダイレクトされ、コンテナーが再起動します。
- サイドパネルで、Pods セクションの下にあるデプロイされた Pod をクリックして、プローブが追加されたことを確認します。
- Pod Details ページで、Containers セクションに一覧表示されているコンテナーをクリックします。
-
Container Details ページで、Readiness probe - Exec Command
cat
/tmp/healthy
がコンテナーに追加されていることを確認します。