1.4. サードパーティーレジストリーからのイメージを使用してコンテナーを作成する
一部のコンテナーイメージレジストリーではアクセス認証が必要です。Podman は、コンテナーおよびコンテナーイメージを管理し、イメージレジストリーと対話するためのオープンソースツールです。Podman を使用して、認証情報の認証、レジストリーイメージのプル、ローカルファイルシステムへのローカルイメージの保存を行なえます。この手順では、Podman を使用してレジストリーを認証する一般的な例を示します。
Red Hat OpenShift Service on AWS はユーザーが指定する認証情報を使用してプライベートイメージリポジトリーにアクセスするためにレジストリーと通信できます。これにより、Red Hat OpenShift Service on AWS はイメージのプッシュ/プルをプライベートリポジトリーへ/から実行できます。
Red Hat OpenShift Service on AWS はサードパーティーレジストリーからのイメージを使用してコンテナーを作成できますが、これらのレジストリーは統合 OpenShift イメージレジストリーと同じイメージ通知をサポートする可能性は低くなります。この場合、Red Hat OpenShift Service on AWS はイメージストリームの作成時にリモートレジストリーからタグをフェッチします。取得されたタグを更新するには、oc import-image <stream> を実行します。新規イメージが検出されると、記述したビルドとデプロイメントの応答が生じます。
手順
- Red Hat Ecosystem Catalog を使用して Red Hat リポジトリーから特定のコンテナーイメージを検索し、必要なイメージを選択します。
- Get this image をクリックして、コンテナーイメージのコマンドを見つけます。
次のコマンドを実行してログインし、ユーザー名とパスワードを入力して認証を受けます。ここで示される出力例は説明目的のものです。
podman login registry.redhat.io
$ podman login registry.redhat.ioCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Username:<your_registry_account_username> Password:<your_registry_account_password>
Username:<your_registry_account_username> Password:<your_registry_account_password>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のコマンドを実行してイメージをダウンロードし、ローカルに保存します。
podman pull registry.redhat.io/<repository_name>
$ podman pull registry.redhat.io/<repository_name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow