1.2. 統合 OpenShift イメージレジストリー

Red Hat OpenShift Service on AWS は、クラスター上の標準ワークロードとして実行されるコンテナーイメージレジストリーでビルドを提供します。このレジストリーはインフラストラクチャー Operator によって設定され、管理されます。レジストリーは、既存のクラスターインフラストラクチャー上で実行される、すぐに使用できるソリューションを提供します。これを使用して、ワークロードを実行するイメージを管理できます。

レジストリーは、他のクラスターワークロードと同様にスケールアップまたはスケールダウンすることができ、特定のインフラストラクチャーのプロビジョニングは必要ありません。レジストリーはクラスターのユーザー認証および認可システムにも統合されるため、イメージリソースに対するユーザー権限を定義することで、イメージを作成および取得するためのアクセスを制御できます。

通常、レジストリーはクラスター上にビルドされたイメージの公開ターゲットとして、またクラスター上で実行されるワークロードのイメージのソースとして使用されます。新しいイメージをレジストリーにプッシュすると、他のコンポーネントが更新されたイメージに反応して使用できるように、新しいイメージのクラスターに通知が送信されます。

イメージデータは 2 つの場所に保存されます。実際のイメージデータは、クラウドストレージまたはファイルシステムボリュームなどの設定可能なストレージの場所に格納されます。標準のクラスター API によって公開され、アクセス制御の実行に使用されるイメージメタデータは、標準的な API リソース、特にイメージおよびイメージストリームとして保存されます。