5.3. AWS Elastic Block Store CSI Driver Operator
5.3.1. 概要
Red Hat OpenShift Service on AWS は AWS EBS CSI ドライバー を使用して永続ボリューム (PV) をプロビジョニングできます。
Container Storage Interface (CSI) Operator およびドライバーを使用する場合、永続ストレージ および CSI ボリュームの設定 を理解しておくことが推奨されます。
AWS EBS ストレージアセットにマウントする CSI プロビジョニングされた PV を作成するために、Red Hat OpenShift Service on AWS は AWS EBS CSI Driver Operator (Red Hat Operator) と AWS EBS CSI ドライバーをデフォルトで openshift-cluster-csi-drivers
namespace にインストールします。
- AWS EBS CSI Driver Operator は、PVC を作成するために使用できる StorageClass をデフォルトで提供します。必要に応じて、このデフォルトのストレージクラスを無効にできます (デフォルトストレージクラスの管理 を参照)。AWS Elastic Block Store を使用した永続ストレージ で説明されているように、AWS EBS StorageClass を作成するオプションもあります。
- AWS EBS CSI ドライバー を使用すると、AWS EBS PV を作成し、マウントできます。
5.3.2. CSI について
ストレージベンダーはこれまで Kubernetes の一部としてストレージドライバーを提供してきました。Container Storage Interface (CSI) の実装では、サードパーティーのプロバイダーは、コア Kubernetes コードを変更せずに標準のインターフェイスを使用してストレージプラグインを提供できます。
CSI Operator は、in-tree (インツリー) ボリュームプラグインでは不可能なボリュームスナップショットなどのストレージオプションを Red Hat OpenShift Service on AWS ユーザーに付与します。
Red Hat OpenShift Service on AWS は、デフォルトで CSI プラグインを使用して Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ストレージをプロビジョニングします。
Red Hat OpenShift Service on AWS で AWS EBS 永続ボリュームを動的にプロビジョニングする方法については、Amazon Elastic Block Store を使用した永続ストレージ を参照してください。