2.4. CLI を使用したクラスターデプロイ時に Red Hat OpenShift Service on AWS の AWS 請求先アカウントを選択する
最新の ROSA コマンドラインインターフェイス (CLI) と AWS CLI がインストールされており、前のセクションで説明した Red Hat OpenShift Service on AWS の前提条件が満たされていることを確認してください。詳細は、ROSA CLI セットアップのヘルプ および AWS CLI のインストール手順 を参照してください。
rosa create clusterコマンドを使用してクラスターのデプロイを開始します。コンソールの Set up Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) ページ で コピー ボタンをクリックし、コマンドをターミナルに貼り付けることができます。これにより、クラスター作成プロセスが対話モードで起動します。図2.13 クラスターのデプロイとアクセスの設定
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カスタムの AWS プロファイルを使用するには、
~/.aws/credentialsで指定したデフォルト以外のプロファイルのいずれかを使用します。rosa create cluster コマンドに–profile <profile_name>のセレクターを追加すると、コマンドは rosa create cluster–profile stageのようになります。このオプションを使用して、AWS CLI プロファイルが指定されていない場合は、デフォルトの AWS CLI プロファイルにより、AWS インフラストラクチャーのプロファイルがどのクラスターにデプロイされるかが決定されます。請求用 AWS プロファイルは、次のいずれかの手順で選択します。 Red Hat OpenShift Service on AWS クラスターをデプロイする際に、請求先の AWS アカウントを指定する必要があります。
図2.14 請求先アカウントの指定
- ユーザーがログイン中の Red Hat アカウントにリンクされている AWS アカウントのみが表示されます。
- 指定した AWS アカウントに、Red Hat OpenShift Service on AWS サービスの使用料が課金されます。
特定の AWS 請求先アカウントに対して Red Hat OpenShift Service on AWS の契約が有効になっているかどうかが表示されます。
- Contract enabled というラベルが表示されている AWS 請求先アカウントを選択した場合、前払い済みの契約の容量が消費されるまで、オンデマンドの消費料金は課金されません。
- Contract enabled というラベルのない AWS アカウントには、該当するオンデマンド消費料金が課金されます。
関連情報
- 詳細なクラスターデプロイ手順は、このチュートリアルの範囲外です。CLI を使用して Red Hat OpenShift Service on AWS クラスターのデプロイを完了する方法の詳細は、デフォルトのオプションを使用した Red Hat OpenShift Service on AWS クラスターの作成 を参照してください。