2.3. Health check
Kubernetes が Pod の障害にどのように対応するかを確認します。そのためには、Pod を意図的にクラッシュさせ、Kubernetes liveness プローブに応答しないようにします。
2.3.1. デスクトップの準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
手順
OpenShift Web コンソールから、Workloads > Deployments > ostoy-frontend を選択して、OSToy デプロイメントを表示します。
2.3.2. Pod のクラッシュ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
手順
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OSToy アプリケーションの Web コンソールから、左側のメニューの Home をクリックし、Crash Pod ボックスに
This is goodbye!
などのメッセージを入力します。 Crash Pod をクリックします。
Pod がクラッシュし、Kubernetes が Pod を再起動します。
2.3.3. 復活した Pod の確認 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
手順
OpenShift Web コンソールから、Deployments 画面にすばやく切り替えます。Pod が黄色に変わり、ダウンしていることがわかります。すぐに復活して青色に変わるはずです。復活のプロセスは急速に起こります。
検証
Web コンソールから、Pods > ostoy-frontend-xxxxxxx-xxxx をクリックして、Pod 画面に切り替えます。
[イベント] サブタブをクリックし、コンテナーがクラッシュして再起動したことを確認します。
2.3.4. アプリケーションを誤動作させる リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
手順
~~。Pod イベントページを開いたままにしておきます。~~
OSToy アプリケーションから、Toggle Health Status タイルの Toggle Health をクリックします。Current Health 状態が I’m not feeling all that well に切り替わるのを確認します。
検証
アプリケーションを誤動作させると、アプリケーションは 200 HTTP コード
で応答を停止します。3 回連続して失敗すると、Kubernetes は Pod を停止して再起動します。
- Web コンソールから Pod イベントページに戻り、liveness プローブが失敗し、Pod が再起動したことを確認します。
次のイメージは、Pod イベントページに表示される内容の例を示しています。
A. Pod で失敗が 3 回連続で発生しました。
B. Kubernetes が Pod を停止します。
C. Kubernetes が Pod を再起動します。