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第1章 ネットワークの概要

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Red Hat OpenShift Networking は、複数の機能、プラグイン、および高度なネットワーク機能からなるエコシステムです。これらの機能は、1 つまたは複数のハイブリッドクラスターのネットワークトラフィックを管理するためにクラスターに必要な高度なネットワーク関連機能により、Kubernetes ネットワークを強化します。このネットワーク機能のエコシステムは、Ingress、Egress、負荷分散、高性能スループット、セキュリティー、およびクラスター間およびクラスター内のトラフィック管理を統合します。また、Red Hat OpenShift Networking のエコシステムは、その固有の複雑さを軽減するロールベースの可観測性ツールを提供します。

以下は、クラスターで利用できる最もよく使用される Red Hat OpenShift Networking 機能の一部です。

OpenShift 4.11 以降で作成された Red Hat OpenShift Service on AWS クラスターは、デフォルトで OVN-Kubernetes ネットワークプラグインを使用します。OpenShift バージョン 4.11 より前に作成された Red Hat OpenShift Service on AWS クラスターは、OpenShift バージョン 4.11 以降にアップグレードされた後も、OpenShift SDN プラグインを使用します。

重要

Red Hat OpenShift Service on AWS は、OpenShift Core Platform に基づく SDN のライフサイクルに従います。

  • OpenShift バージョン 4.14 以降のクラスターでは SDN は非推奨です。
  • OpenShift SDN プラグインをすでに使用しているクラスターは、OpenShift バージョン 4.11 以降にアップグレードした後も、引き続き SDN プラグインを使用します。
  • クラスターは OpenShift バージョン 4.16 までアップグレードできます。
  • OpenShift 4.16 で実行されているクラスター:

    • OpenShift バージョン 4.16 を使用しているクラスターは、SDN プラグインを使用している場合、アップグレードできません。
  • SDN プラグインは OpenShift バージョン 4.17 で廃止されます。

OpenShift バージョン 4.15 以降で実行されているクラスターでは、まもなく OpenShift SDN から OVN に移行できるようになります。移行ツールはまだ提供されていません。OpenShift SDN の非推奨化と OVN 移行の詳細は、OCP 4.17 での OpenShift SDN CNI の削除 に関する KCS 記事を参照してください。

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