10.3. 任意のクレームとグループクレームを含めるように Entra ID でのアプリケーション登録を設定する
Red Hat OpenShift Service on AWS がユーザーのアカウントを作成するのに十分な情報を取得できるように、Entra ID を設定して 2 つの任意のクレーム (email
と preferred_username
) を指定する必要があります。Entra ID の任意のクレームに関する詳細は、Microsoft のドキュメント を参照してください。
個々のユーザー認証に加えて、Red Hat OpenShift Service on AWS はグループクレーム機能を提供します。この機能により、Entra ID などの OpenID Connect (OIDC) アイデンティティープロバイダーが、Red Hat OpenShift Service on AWS 内で使用するユーザーのグループメンバーシップを提供できるようになります。
任意のクレームの設定
Entra ID の任意のクレームを設定できます。
Token configuration サブブレードをクリックし、Add optional claim ボタンを選択します。
ID ラジオボタンを選択します。
email クレームのチェックボックスを選択します。
preferred_username
クレームのチェックボックスを選択します。次に、Add をクリックし、Entra ID アプリケーションの email および preferred_username クレームを設定します。ページの上部にダイアログボックスが表示されます。プロンプトに従って、必要な Microsoft Graph 権限を有効にします。
グループクレームの設定 (オプション)
グループクレームを提供するように Entra ID を設定します。
手順
Token configuration サブブレードで、Add groups claim をクリックします。
Entra ID アプリケーションのグループクレームを設定するには、Security groups を選択し、Add をクリックします。
注記この例では、グループクレームに、ユーザーがメンバーとなっているすべてのセキュリティーグループを含めます。実際の実稼働環境では、グループクレームに、Red Hat OpenShift Service on AWS に適用するグループのみを含めてください。