3.2. Oracle Compute Cloud@Customer インフラストラクチャーのリソースとサービスの作成
仮想マシン (VM) シェイプ上に Compute Cloud@Customer 環境を作成する必要があります。この環境を作成すると、OpenShift Container Platform をインストールし、幅広いクラウドオプションと強力なセキュリティーポリシーをサポートするインフラストラクチャーにクラスターをデプロイできます。OCI コンポーネントに関する事前の知識があれば、OCI リソースの概念を理解し、組織のニーズに合わせてリソースを設定する方法を理解するのに役立ちます。
OpenShift Container Platform との互換性を確保するには、各 DNS レコードのレコードタイプとして A
を設定し、次のようにレコードに名前を付ける必要があります。
-
api.<cluster_name>.<base_domain>
。これは API ロードバランサーのapiVIP
パラメーターをターゲットとしています。 -
api-int.<cluster_name>.<base_domain>
。これは API ロードバランサーのapiVIP
パラメーターをターゲットとしています。 -
*.apps.<cluster_name>.<base_domain>
。これは Ingress ロードバランサーのingressVIP
パラメーターをターゲットとしています。
api.*
および api-int.*
DNS レコードは、コントロールプレーンマシンに関連しています。そのため、インストールした OpenShift Container Platform クラスター内のすべてのノードがこれらの DNS レコードにアクセスできることを確認する必要があります。
前提条件
- OpenShift Container Platform クラスターをホストするために OCI アカウントを設定しました。OpenShift Cluster Setup with Agent Based Installer on Compute Cloud@Customer (Oracle ドキュメント) の「Access and Considerations」を参照してください。
手順
必要な Compute Cloud@Customer リソースとサービスを作成します。
詳細は、OpenShift Cluster Setup with Agent Based Installer on Compute Cloud@Customer (Oracle ドキュメント) の「Terraform Script Execution」を参照してください。