5.4. OCI イメージの準備
Red Hat ポータルの Assisted Installer で OpenShift Container Platform ISO イメージを生成します。次に、イメージを Oracle Cloud Infrastructure (OCI) 互換イメージに変換し、Oracle Compute Cloud@Customer 環境の Custom Images ページにアップロードします。
イメージは、踏み台サーバーや Oracle Solution Center などの環境ではなく、ラップトップ上で生成、変換、アップロードできます。
5.4.1. Assisted Installer でのイメージの生成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスターを作成し、検出 ISO イメージをダウンロードします。
手順
- 認証情報を使用して、Assisted Installer Web コンソール にログインします。
- Red Hat OpenShift タイルで、OpenShift を選択します。
- Red Hat OpenShift Container Platform タイルで、Create Cluster を選択します。
- Cluster Type ページで、Cloud タブの最後までスクロールし、Oracle Cloud Infrastructure (virtual machines) を選択します。
- Create an OpenShift Cluster ページで、Interactive タイルを選択します。
Cluster Details ページで、次のフィールドに入力します。
Expand フィールド 必要な操作 クラスター名
OpenShift Container Platform クラスターの名前を指定します。この名前は、Terraform スクリプトを使用してリソースを作成するときに使用した名前と同じです。名前は 1 - 54 文字にする必要があります。小文字の英数字またはハイフン (-) を使用できますが、先頭と末尾は小文字または数字にする必要があります。
Base domain
クラスターのベースドメインを指定します。これは、Compute Cloud@Customer で実行される Terraform スクリプトの
zone_dns
変数に使用する値です。この値をメモしておきます。OpenShift のバージョン
OpenShift 4.16.20 を選択します。すぐに表示されない場合は、ドロップダウンメニューの最後までスクロールし、Show all available versions を選択して、検索ボックスにバージョンを入力します。
Integrate with external partner platforms
Oracle Cloud Infrastructure を選択します。
この値を指定すると、Include custom manifests チェックボックスがデフォルトで選択され、Custom manifests ページがウィザードに追加されます。
- 残りのフィールドはデフォルト設定のままにして、Next をクリックします。
- Operators ページで、Next をクリックします。
Host Discovery ページで、Add hosts をクリックし、次の手順を実行します。
注記最小限の ISO イメージは、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) の必須の Provisioning type であり、変更できません。
SSH public key フィールドに、次のコマンドの出力をコピーして SSH 公開鍵を追加します。
cat ~/.ssh/id_rsa.put
$ cat ~/.ssh/id_rsa.put
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow SSH 公開鍵は、すべての OpenShift Container Platform コントロールプレーンとコンピュートノードにインストールされます。
- Show proxy settings チェックボックスをクリックします。
先ほど設定した踏み台サーバーの
/etc/environment
ファイルからプロキシー変数を追加します。http_proxy=http://www-proxy.<your_domain>.com:80 https_proxy=http://www-proxy.<your_domain>.com:80 no_proxy=localhost,127.0.0.1,1,2,3,4,5,6,7,8,9,0,.<your_domain>.com #(ie.oracle.com,.oraclecorp.com)
http_proxy=http://www-proxy.<your_domain>.com:80 https_proxy=http://www-proxy.<your_domain>.com:80 no_proxy=localhost,127.0.0.1,1,2,3,4,5,6,7,8,9,0,.<your_domain>.com #(ie.oracle.com,.oraclecorp.com)
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - Generate Discovery ISO をクリックして、検出 ISO イメージファイルを生成します。
-
Download Discovery ISO をクリックして、ファイルをローカルシステムに保存します。ISO ファイルをダウンロードした後、必要に応じてファイル名を変更できます (例:
discovery_image_<your_cluster_name>.iso
)。
5.4.2. イメージの変換と Oracle Compute Cloud@Customer へのアップロード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ISO イメージを OCI イメージに変換し、OCI ホームリージョンのオブジェクトストアから Compute Cloud@Customer システムにアップロードします。
手順
- イメージを ISO から OCI に変換します。
- OCI イメージを OCI バケットにアップロードし、Pre-Authenticated Request (PAR) URL を生成します。
- OCI イメージを Compute Cloud@Customer ポータルにインポートします。
- 次のステップで使用するために、イメージの Oracle Cloud Identifier (OCID) をコピーします。
詳細な手順は、Oracle ドキュメント の「OpenShift Image Preparation」のステップ 6 - 8 を参照してください。