9.2. QEMU ゲストエージェントと VirtIO ドライバーをインストールする
仮想マシン (VM) に QEMU ゲストエージェントをインストールすることで、静止スナップショットや監視機能の向上といった高度な機能を有効にできます。QEMU ゲストエージェントは、仮想マシンで実行され、仮想マシン、ユーザー、ファイルシステム、およびセカンダリーネットワークに関する情報をホストに渡すデーモンです。Red Hat が提供していないオペレーティングシステムイメージから作成された仮想マシンには、QEMU ゲストエージェントをインストールする必要があります。
9.2.1. QEMU ゲストエージェントのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
9.2.1.1. Linux 仮想マシンへの QEMU ゲストエージェントのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
qemu-guest-agent は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 仮想マシン (VM) でデフォルトで使用できます。
Running 状態の仮想マシンのスナップショットを最高の整合性で作成するには、QEMU ゲストエージェントをインストールします。
QEMU ゲストエージェントは、仮想マシンファイルシステムの静止を試みることで、一貫性のあるスナップショットを取得します。これにより、スナップショットの作成前にインフライトの I/O がディスクに書き込まれるようになります。ゲストエージェントが存在しない場合は、静止はできず、ベストエフォートスナップショットが作成されます。
スナップショットの作成条件は、Web コンソールまたは CLI に表示されるスナップショットの指示に反映されます。これらの条件が要件を満たさない場合は、スナップショットを再度作成するか、オフラインスナップショットを使用します。
前提条件
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
- コンソールまたは SSH を使用して仮想マシンにログインします。
次のコマンドを実行して、QEMU ゲストエージェントをインストールします。
$ yum install -y qemu-guest-agentサービスに永続性があることを確認し、これを起動します。
$ systemctl enable --now qemu-guest-agent
検証
次のコマンドを実行して、
AgentConnectedが仮想マシンの spec にリストされていることを確認します。$ oc get vm <vm_name>
9.2.1.2. Windows 仮想マシンへの QEMU ゲストエージェントのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Windows 仮想マシンの場合には、QEMU ゲストエージェントは VirtIO ドライバーに含まれます。ドライバーは、Windows のインストール中または既存の Windows 仮想マシンにインストールできます。
Running 状態の仮想マシンのスナップショットを最高の整合性で作成するには、QEMU ゲストエージェントをインストールします。
QEMU ゲストエージェントは、仮想マシンファイルシステムの静止を試みることで、一貫性のあるスナップショットを取得します。これにより、スナップショットの作成前にインフライトの I/O がディスクに書き込まれるようになります。ゲストエージェントが存在しない場合は、静止はできず、ベストエフォートスナップショットが作成されます。
Windows ゲストオペレーティングシステムでは、静止処理には Volume Shadow Copy Service (VSS) も必要である点に注意してください。したがって、スナップショットを作成する前に、仮想マシンでも VSS が有効になっていることを確認してください。
スナップショットの作成条件は、Web コンソールまたは CLI に表示されるスナップショットの指示に反映されます。これらの条件が要件を満たさない場合は、スナップショットを再度作成するか、オフラインスナップショットを使用します。
手順
-
Windows ゲストオペレーティングシステムで、File Explorer を使用して、
virtio-winCD ドライブのguest-agentディレクトリーに移動します。 -
qemu-ga-x86_64.msiインストーラーを実行します。
検証
次のコマンドを実行して、ネットワークサービスのリストを取得します。
$ net start-
出力に
QEMU Guest Agentが含まれていることを確認します。