1.4. 主な技術上の変更点


1.4.1. readOnlyRootFilesystem を true に設定して Pod がデプロイされる

このリリースにより、Cloud Credential Operator Pod は、readOnlyRootFilesystem セキュリティーコンテキスト設定を true に設定してデプロイされるようになりました。これにより、コンテナーのルートファイルシステムが読み取り専用としてマウントされるようになり、セキュリティーが強化されます。

1.4.2. kube-apiserver のループバック証明書の有効期間が 3 年に延長される

以前は、Kubernetes API Server の自己署名ループバック証明書が 1 年で期限切れになりました。このリリースにより、証明書の有効期限が 3 年に延長されました。

1.4.3. Readiness プローブは etcd チェックを除外する

API サーバーの Readiness プローブは、etcd チェックを除外するように変更されました。これにより、etcd が一時的に利用できなくなった場合にクライアント接続が閉じられるのを防ぎます。つまり、クライアント接続は短時間の etcd の利用不能状態でも維持され、一時的な API サーバーの停止が最小限に抑えられます。

1.4.4. 残存する Cloud Native Storage (CNS) ボリュームをインストーラーが自動的に削除する

OpenShift インストールプログラムは、クラスターを削除すると、VMware vSphere 上に残存する永続ストレージボリュームを自動的に検出して削除するようになりました。これにより、孤立したボリュームがディスク領域を消費したり、vCenter で不要なアラートを作成したりすることが阻止されます。

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