3.5. Compute Cloud@Customer でのクラスターの実行
Oracle® Compute Cloud@Customer でクラスターを実行するには、まず生成されたエージェント ISO イメージを OCI イメージに変換し、OCI Home Region Bucket にアップロードしてから、アップロードしたイメージを Compute Cloud@Customer システムにインポートする必要があります。
Compute Cloud@Customer は、次の OpenShift Container Platform クラスタートポロジーをサポートしています。
- シングルノードへの OpenShift Container Platform クラスターのインストール
- 少なくとも 3 つのコントロールプレーンインスタンスと 2 つのコンピュートインスタンスを持つ高可用性クラスター
- 少なくとも 3 つのコントロールプレーンインスタンスを持つコンパクトな 3 ノードクラスター
前提条件
- エージェント ISO イメージを生成した。「Compute Cloud@Customer にクラスターをインストールするための設定ファイルの作成」セクションを参照してください。
手順
- エージェント ISO イメージを OCI イメージに変換し、OCI Home Region Bucket にアップロードしてから、アップロードしたイメージを Compute Cloud@Customer システムにインポートします。手順は、OpenShift Cluster Setup with Agent Based Installer on Compute Cloud@Customer (Oracle ドキュメント) の「Prepare the OpenShift Master Images」を参照してください。
- Compute Cloud@Customer にコントロールプレーンインスタンスを作成します。手順は、OpenShift Cluster Setup with Agent Based Installer on Compute Cloud@Customer (Oracle ドキュメント) の「Create control plane instances on C3 and Master Node LB Backend Sets」を参照してください。
クラスタートポロジー用に提供されたベースイメージからコンピュートインスタンスを作成します。手順は、OpenShift Cluster Setup with Agent Based Installer on Compute Cloud@Customer (Oracle ドキュメント) の「Add worker nodes」を参照してください。
重要コンピュートインスタンスを作成する前に、クラスターに十分なメモリーとディスクリソースがあることを確認してください。さらに、少なくとも 1 つのコンピュートインスタンスが、
agent-config.yaml
ファイルのrendezvousIP
に記載されているアドレスと同じ IP アドレスを持っていることを確認してください。