1.6. Web コンソールからのポリシーの管理


NodeNetworkConfigurationPolicy マニフェストをクラスターに適用して、ノードからのインターフェイスの追加または削除など、ノードネットワーク設定を更新できます。Web コンソールからポリシーを管理するには、Networking メニューの NodeNetworkConfigurationPolicy ページで作成されたポリシーのリストにアクセスします。このページでは、ポリシーを作成、更新、監視、削除できます。

1.6.1. ポリシーステータスの監視

NodeNetworkConfigurationPolicy ページからポリシーのステータスを監視できます。このページには、クラスター内に作成されたすべてのポリシーが次の列を含む表形式で表示されます。

名前
作成されたポリシーの名前。
一致したノード
ポリシーが適用されるノードの数。これは、ノードセレクターに基づくノードのサブセット、またはクラスター上のすべてのノードのいずれかになります。
ノードのネットワーク状態
一致したノードの実行状態。制定状態をクリックすると、ステータスの詳細情報が表示されます。

目的のポリシーを見つけるには、Filter オプションを使用するか、検索オプションを使用して、制定状態に基づいてリストをフィルターできます。

1.6.2. ポリシーの作成

Web コンソールでフォームまたは YAML を使用してポリシーを作成できます。フォームを使用してポリシーを作成すると、新しいポリシーによってクラスター内のノードのトポロジーがどのように変更されるかをリアルタイムで確認できます。

手順

  1. Networking Node Network Configuration に移動します。
  2. Node Network Configuration ページで、Create をクリックし、From Form オプションを選択します。

    注記

    YAML を使用してポリシーを作成するには、Create With YAML オプションをクリックします。ただし、次の手順はフォーム方式にのみ適用されます。

  3. オプション: Apply this NodeNetworkConfigurationPolicy only to specific subsets of nodes using the node selector チェックボックスをオンにして、ポリシーを適用する必要があるノードを指定します。
  4. Policy name フィールドにポリシー名を入力します。
  5. オプション: Description フィールドにポリシーの説明を入力します。
  6. Next をクリックして、Policy Interfaces セクションに移動します。
  7. Policy Interfaces セクションの Bridging 部分には、編集可能なフィールドに事前設定された値を持つ br0 という名前のブリッジインターフェイスがデフォルトで追加されます。必要に応じて、次の手順を実行して値を編集します。

    1. Interface name フィールドにインターフェイスの名前を入力します。
    2. 必要なネットワーク状態を選択します。デフォルトで選択されている状態は Up です。
    3. インターフェイスのタイプを選択します。使用可能なタイプは、BridgeBonding、および Ethernet です。デフォルトで選択されている値は Bridge です。

      注記

      フォームを使用した VLAN インターフェイスの追加はサポートされていません。VLAN インターフェイスを追加するには、YAML を使用してポリシーを作成する必要があります。ポリシーを追加すると、フォームを使用してポリシーを編集できません。

    4. オプション: IP 設定セクションで、IPv4 チェックボックスをオンにしてインターフェイスに IPv4 アドレスを割り当て、IP アドレス割り当ての詳細を設定します。

      1. IP address をクリックしてインターフェイスを静的 IP アドレスで設定するか、DHCP をクリックして IP アドレスを自動割り当てします。
      2. IP address オプションを選択した場合は、IPV4 address フィールドに IPv4 アドレスを、Prefix length フィールドに接頭辞長を入力します。

        DHCP オプションを選択した場合は、無効にするオプションのチェックを外します。使用可能なオプションは、Auto-DNSAuto-routes、および Auto-gateway です。すべてのオプションがデフォルトで選択されています。

    5. オプション: Port フィールドにポート番号を入力します。
    6. オプション: STP を有効にするには、Enable STP チェックボックスをオンにします。
    7. オプション: ポリシーにインターフェイスを追加するには、Add another interface to the policy をクリックします。
    8. オプション: ポリシーからインターフェイスを削除するには、インターフェイスの横にあるアイコン をクリックします。
    注記

    または、ページ上部の Edit YAML をクリックして、YAML を使用してフォームの編集を続けることもできます。

  8. Next をクリックして、フォームの Review セクションに進みます。
  9. 設定を確認し、Create をクリックしてポリシーを作成します。
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