第14章 GCP のインストール設定パラメーター
OpenShift Container Platform クラスターを Google Cloud Platform (GCP) にデプロイする前に、パラメーターを指定してクラスターとそれをホストするプラットフォームをカスタマイズします。install-config.yaml
ファイルを作成するときは、コマンドラインを使用して必要なパラメーターの値を指定します。その後、install-config.yaml
ファイルを変更して、クラスターをさらにカスタマイズできます。
14.1. GCP で使用可能なインストール設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の表に、インストールプロセスの一部として設定できる必須、オプション、および GCP 固有のインストール設定パラメーターを示します。
インストール後は、これらのパラメーターを install-config.yaml
ファイルで変更することはできません。
14.1.1. 必須設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
必須のインストール設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 |
---|---|
apiVersion:
|
値: 文字列 |
baseDomain:
|
クラウドプロバイダーのベースドメイン。ベースドメインは、OpenShift Container Platform クラスターコンポーネントへのルートを作成するために使用されます。クラスターの完全な DNS 名は、
値: |
metadata:
|
Kubernetes リソース 値: オブジェクト |
metadata: name:
|
クラスターの名前。クラスターの DNS レコードはすべて
値: |
platform:
|
インストールを実行する特定のプラットフォームの設定: 値: オブジェクト |
pullSecret:
| Red Hat OpenShift Cluster Manager からプルシークレット を取得して、Quay.io などのサービスから OpenShift Container Platform コンポーネントのコンテナーイメージをダウンロードすることを認証します。 値: |
14.1.2. ネットワーク設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
既存のネットワークインフラストラクチャーの要件に基づいて、インストール設定をカスタマイズできます。たとえば、クラスターネットワークの IP アドレスブロックを拡張したり、デフォルトとは異なる IP アドレスブロックを設定したりすることができます。
IPv4 アドレスのみがサポートされます。
パラメーター | 説明 |
---|---|
networking:
| クラスターのネットワークの設定。 値: オブジェクト 注記
インストール後に |
networking: networkType:
| インストールする Red Hat OpenShift Networking ネットワークプラグイン。
値: |
networking: clusterNetwork:
| Pod の IP アドレスブロック。
デフォルト値は 複数の IP アドレスブロックを指定する場合は、ブロックが重複しないようにしてください。 値: オブジェクトの配列。以下に例を示します。 networking: clusterNetwork: - cidr: 10.128.0.0/14 hostPrefix: 23
|
networking: clusterNetwork: cidr:
|
IPv4 ネットワーク
値: Classless Inter-Domain Routing (CIDR)表記の IP アドレスブロック。IPv4 ブロックの接頭辞長は |
networking: clusterNetwork: hostPrefix:
|
それぞれの個別ノードに割り当てるサブネット接頭辞長。たとえば、 値: サブネット接頭辞。
デフォルト値は |
networking: serviceNetwork:
|
サービスの IP アドレスブロック。デフォルト値は OVN-Kubernetes ネットワークプラグインは、サービスネットワークに対して単一の IP アドレスブロックのみをサポートします。 値: CIDR 形式の IP アドレスブロックを持つ配列。以下に例を示します。 networking: serviceNetwork: - 172.30.0.0/16
|
networking: machineNetwork:
| マシンの IP アドレスブロック。 複数の IP アドレスブロックを指定する場合は、ブロックが重複しないようにしてください。 値: オブジェクトの配列。以下に例を示します。 networking: machineNetwork: - cidr: 10.0.0.0/16
|
networking: machineNetwork: cidr:
|
値: CIDR 表記の IP ネットワークブロック。
例: 注記
優先される NIC が置かれている CIDR に一致する |
networking: ovnKubernetesConfig: ipv4: internalJoinSubnet:
|
値: CIDR 表記の IP ネットワークブロック。デフォルト値は |
14.1.3. オプションの設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
オプションのインストール設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 |
---|---|
additionalTrustBundle:
| ノードの信頼済み証明書ストアに追加される PEM でエンコードされた X.509 証明書バンドル。このトラストバンドルは、プロキシーが設定されている場合にも使用される可能性があります。 値: 文字列 |
capabilities:
| オプションのコアクラスターコンポーネントのインストールを制御します。オプションのコンポーネントを無効にすることで、OpenShift Container Platform クラスターのフットプリントを削減できます。詳細は、インストール の「クラスター機能ページ」を参照してください。 値: 文字列配列 |
capabilities: baselineCapabilitySet:
|
有効にするオプション機能の初期セットを選択します。有効な値は 値: 文字列 |
capabilities: additionalEnabledCapabilities:
|
オプションの機能のセットを、 値: 文字列配列 |
cpuPartitioningMode:
| ワークロードパーティション設定を使用して、OpenShift Container Platform サービス、クラスター管理ワークロード、およびインフラストラクチャー Pod を分離し、予約された CPU セットで実行できます。ワークロードパーティショニングを有効にできるのはインストール時のみです。インストール後は無効にできません。このフィールドはワークロードのパーティショニングを有効にしますが、特定の CPU を使用するようにワークロードを設定するわけではありません。詳細は、スケーラビリティとパフォーマンス セクションの ワークロードパーティショニング ページを参照してください。
値: |
compute:
| コンピュートノードを構成するマシンの設定。
value: |
compute: architecture:
|
プール内のマシンの命令セットアーキテクチャーを決定します。現在、さまざまなアーキテクチャーのクラスターはサポートされていません。すべてのプールは同じアーキテクチャーを指定する必要があります。有効な値は、 値: 文字列 |
compute: hyperthreading:
|
コンピュートマシンで同時マルチスレッドまたは 重要 同時マルチスレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。
値: |
compute: name:
|
値: |
compute: platform:
|
値: |
compute: replicas:
| プロビジョニングするコンピュートマシン (ワーカーマシンとしても知られる) の数。
値: |
featureSet:
| 機能セットのクラスターを有効にします。機能セットは、デフォルトで有効にされない OpenShift Container Platform 機能のコレクションです。インストール中に機能セットを有効にする方法の詳細は、「機能ゲートの使用による各種機能の有効化」を参照してください。
値: 文字列。 |
controlPlane:
| コントロールプレーンを構成するマシンの設定。
value: |
controlPlane: architecture:
|
プール内のマシンの命令セットアーキテクチャーを決定します。現在、さまざまなアーキテクチャーのクラスターはサポートされていません。すべてのプールは同じアーキテクチャーを指定する必要があります。有効な値は、 値: 文字列 |
controlPlane: hyperthreading:
|
コントロールプレーンマシンで同時マルチスレッドまたは 重要 同時マルチスレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。
値: |
controlPlane: name:
|
値: |
controlPlane: platform:
|
値: |
controlPlane: replicas:
| プロビジョニングするコントロールプレーンマシンの数。
Value: サポートされる値は |
credentialsMode:
| Cloud Credential Operator (CCO) モード。モードを指定しないと、CCO は指定された認証情報の機能を動的に判別しようとします。この場合、複数のモードがサポートされるプラットフォームで Mint モードが優先されます。 注記 すべてのクラウドプロバイダーですべての CCO モードがサポートされているわけではありません。CCO モードの詳細は、認証と認可 コンテンツの「クラウドプロバイダーの認証情報の管理」を参照してください。
値: 最小 |
fips:
|
FIPS モードを有効または無効にします。デフォルトは 重要 クラスターで FIPS モードを有効にするには、FIPS モードで動作するように設定された Red Hat Enterprise Linux (RHEL) コンピューターからインストールプログラムを実行する必要があります。RHEL で FIPS モードを設定する方法の詳細は、RHEL から FIPS モードへの切り替え を参照してください。 FIPS モードでブートされた Red Hat Enterprise Linux (RHEL) または Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を実行する場合、OpenShift Container Platform コアコンポーネントは、x86_64、ppc64le、および s390x アーキテクチャーのみで、FIPS 140-2/140-3 検証のために NIST に提出された RHEL 暗号化ライブラリーを使用します。 重要 Azure File ストレージを使用している場合、FIPS モードを有効にすることはできません。
値: |
imageContentSources:
| release-image コンテンツのソースおよびリポジトリー。
値: オブジェクトの配列。この表の以下の行で説明されているように、 |
imageContentSources: source:
|
値: 文字列 |
imageContentSources: mirrors:
| 同じイメージが含まれている可能性があるリポジトリーを 1 つ以上指定します。 値: 文字列の配列 |
publish:
| Kubernetes API、OpenShift ルートなどのクラスターのユーザーに表示されるエンドポイントをパブリッシュまたは公開する方法。
値: |
sshKey:
| クラスターマシンへのアクセスを認証するための SSH キー。 注記
インストールのデバッグまたは障害復旧を実行する必要のある実稼働用の OpenShift Container Platform クラスターでは、
値: |
GCP で共有 Virtual Private Cloud (VPC) にインストールする場合は、credentialsMode
を Passthrough
または Manual
に設定する必要があります。
このパラメーターを Manual
に設定すると、管理者レベルのシークレットを kube-system
プロジェクトに保存する代替手段が有効になりますが、追加の設定手順が必要になります。詳細は、「管理者レベルのシークレットを kube-system プロジェクトに保存する代替方法」を参照してください。
14.1.4. 追加の Google Cloud Platform (GCP) 設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
追加の GCP 設定パラメーターは以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 |
---|---|
controlPlane: platform: gcp: osImage: project:
| オプション: デフォルトで、インストールプログラムは、コントロールプレーンマシンの起動に使用する Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージをダウンロードしてインストールします。インストールプログラムがコントロールプレーンマシンのみに使用するカスタム RHCOS イメージの場所を指定することで、デフォルトの動作をオーバーライドできます。デフォルトのイメージを使用する場合、コントロールプレーンマシンはライセンスコストに影響しません。一方、GCP Marketplace イメージをコントロールプレーンマシンに適用する場合は、使用コストが発生します。 値: 文字列。イメージが置かれている GCP プロジェクトの名前。 |
controlPlane: platform: gcp: osImage: name:
|
インストールプログラムがコントロールプレーンマシンを起動するために使用するカスタム RHCOS イメージの名前。 値: 文字列。RHCOS イメージの名前。 |
compute: platform: gcp: osImage: project:
| オプション: デフォルトで、インストールプログラムはコンピュートマシンの起動に使用する RHCOS イメージをダウンロードしてインストールします。インストールプログラムがコンピュートマシンのみに使用するカスタム RHCOS イメージの場所を指定することで、デフォルトの動作をオーバーライドできます。 値: 文字列。イメージが置かれている GCP プロジェクトの名前。 |
compute: platform: gcp: osImage: name:
|
インストールプログラムがコンピュートマシンの起動に使用するカスタム RHCOS イメージの名前。 値: 文字列。RHCOS イメージの名前。 |
compute: platform: gcp: serviceAccount:
| インストール中に使用する GCP サービスアカウントのメールアドレスを指定します。このサービスアカウントは、コンピュートマシンのプロビジョニングに使用されます。 値: 文字列。サービスアカウントのメールアドレス。 |
platform: gcp: network:
|
クラスターをデプロイする既存 Virtual Private Cloud (VPC) の名前。クラスターを共有 VPC にデプロイする場合は、共有 VPC を含む GCP プロジェクトの名前で 値: 文字列。 |
platform: gcp: networkProjectID:
| オプション: クラスターをデプロイする共有 VPC を含む GCP プロジェクトの名前。 値: 文字列。 |
platform: gcp: projectID:
| インストールプログラムがクラスターをインストールする GCP プロジェクトの名前。 値: 文字列。 |
platform: gcp: userProvisionedDNS:
|
デフォルトの cluster-provisioned DNS ソリューションの代わりに、user-provisioned DNS を有効にします。この機能を使用する場合は、
値: |
platform: gcp: region:
| クラスターをホストする GCP リージョンの名前。
値: |
platform: gcp: controlPlaneSubnet:
| コントロールプレーンマシンをデプロイする既存サブネットの名前。 値: サブネット名。 |
platform: gcp: computeSubnet:
| コンピュートマシンをデプロイする既存サブネットの名前。 値: サブネット名。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: zones:
| インストールプログラムがマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。
値: YAML シーケンス の有効な GCP アベイラビリティーゾーン ( 重要 GCP 64 ビット ARM インフラストラクチャーでクラスターを実行する場合は、Ampere Altra Arm CPU が利用可能なゾーンを使用するようにしてください。「GCP 可用性ゾーン」リンクで、64 ビット ARM プロセッサーと互換性のあるゾーンを確認できます。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osDisk: diskSizeGB:
| ディスクのサイズ (GB 単位)。 値: 16 GB から 65536 GB までの任意のサイズ。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osDisk: diskType:
|
値: すべてのマシンのデフォルトのディスクタイプ。有効な値は、 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osImage: project:
| オプション: デフォルトで、インストールプログラムは、コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの起動に使用される RHCOS イメージをダウンロードしてインストールします。インストールプログラムが両方のタイプのマシンに使用するカスタム RHCOS イメージの場所を指定することで、デフォルトの動作をオーバーライドできます。 値: 文字列。イメージが置かれている GCP プロジェクトの名前。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osImage: name:
|
インストールプログラムがコントロールプレーンとコンピュートマシンの起動に使用するカスタム RHCOS イメージの名前。 値: 文字列。RHCOS イメージの名前。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: tags:
| オプション: コントロールプレーンおよびコンピュートマシンに追加する別のネットワークタグ。
値: |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: type:
| コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの GCP マシンタイプ。
値: GCP マシンタイプ(例: |
| マシンのディスク暗号化に使用されるお客様が管理する暗号化キーの名前。 値: 暗号化キー名。 |
| KMS キーが属する Key Management Service (KMS) キーリングの名前。 値: KMS キーリング名。 |
| KMS キーリングが存在する GCP の場所。 値: GCP の場所。 |
|
KMS キーリングが存在するプロジェクトの ID。この値は、設定されていない場合、デフォルトで 値: GCP プロジェクト ID。 |
| コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの暗号化要求に使用される GCP サービスアカウント。存在しない場合には、Compute Engine のデフォルトのサービスアカウントが使用されます。GCP サービスアカウントの詳細は、Google のドキュメントの service accounts を参照してください。
値: GCP サービスアカウントメール(例:< |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: secureBoot:
| クラスター内のすべてのマシンに Shielded VM セキュアブートを有効にするかどうか。Shielded VM には、セキュアブート、ファームウェアと整合性の監視、ルートキット保護などの追加のセキュリティープロトコルがあります。Shielded VM の詳細は、Shielded VM に関する Google のドキュメントを参照してください。
値: |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: confidentialCompute:
| クラスター内のすべてのマシンに Confidential 仮想マシンを使用するかどうか。Confidential 仮想マシンは処理中のデータを暗号化します。Confidential Computing の詳細は、Confidential Computing に関する Google のドキュメントを参照してください。 対応している値は次のとおりです。
値: 文字列。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: onHostMaintenance:
|
ソフトウェアやハードウェアの更新など、ホストメンテナンスイベント中のすべての VM の動作を指定します。Confidential 仮想マシンの場合は、このパラメーターを
Value: |
| コントロールプレーンマシンのディスク暗号化に使用されるお客様が管理する暗号化キーの名前。 値: 暗号化キー名。 |
| コントロールプレーンマシンの場合、KMS キーが属する KMS キーリングの名前。 値: KMS キーリング名。 |
| コントロールプレーンマシンの場合、キーリングが存在する GCP の場所。KMS の場所の詳細は、Google のドキュメント Cloud KMS locations を参照してください。 値: キーリングの GCP の場所。 |
| コントロールプレーンマシンの場合、KMS キーリングが存在するプロジェクトの ID。設定されていない場合、この値は VM プロジェクト ID にデフォルト設定されます。 値: GCP プロジェクト ID。 |
| コントロールプレーンマシンの暗号化要求に使用される GCP サービスアカウント。存在しない場合には、Compute Engine のデフォルトのサービスアカウントが使用されます。GCP サービスアカウントの詳細は、Google のドキュメントの service accounts を参照してください。
値: GCP サービスアカウントメール(例:< |
controlPlane: platform: gcp: osDisk: diskSizeGB:
| ディスクのサイズ (GB 単位)。この値はコントロールプレーンマシンに適用されます。 値: 16 から 65536 までの任意の整数。 |
controlPlane: platform: gcp: osDisk: diskType:
| コントロールプレーンマシンの GCP ディスクタイプ。
値: 有効な値は、 |
controlPlane: platform: gcp: tags:
|
オプション: コントロールプレーンマシンに追加する別のネットワークタグ。このパラメーターを設定すると、コントロールプレーンマシンの
値: |
controlPlane: platform: gcp: type:
|
コントロールプレーン マシンの GCP マシンタイプ。設定されている場合、このパラメーターは
値: GCP マシンタイプ(例: |
controlPlane: platform: gcp: zones:
| インストールプログラムがコントロールプレーンマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。
値: YAML シーケンス の有効な GCP アベイラビリティーゾーン ( 重要 GCP 64 ビット ARM インフラストラクチャーでクラスターを実行する場合は、Ampere Altra Arm CPU が利用可能なゾーンを使用するようにしてください。「GCP 可用性ゾーン」リンクで、64 ビット ARM プロセッサーと互換性のあるゾーンを確認できます。 |
controlPlane: platform: gcp: secureBoot:
| コントロールプレーンマシンの Shielded VM セキュアブートを有効にするかどうか。Shielded VM には、セキュアブート、ファームウェアと整合性の監視、ルートキット保護などの追加のセキュリティープロトコルがあります。Shielded VM の詳細は、Shielded VM に関する Google のドキュメントを参照してください。
値: |
controlPlane: platform: gcp: confidentialCompute:
| コントロールプレーンマシンに Confidential 仮想マシンを使用するかどうか。Confidential 仮想マシンは処理中のデータを暗号化します。Confidential Computing の詳細は、Confidential Computing に関する Google のドキュメントを参照してください。 対応している値は次のとおりです。
値: 文字列。 |
controlPlane: platform: gcp: onHostMaintenance:
|
ソフトウェアやハードウェアの更新など、ホストメンテナンスイベント中のコントロールプレーン VM の動作を指定します。Confidential 仮想マシンの場合は、このパラメーターを
Value: |
controlPlane: platform: gcp: serviceAccount:
| インストール中に使用する GCP サービスアカウントのメールアドレスを指定します。このサービスアカウントは、コントロールプレーンマシンのプロビジョニングに使用されます。 重要
共有 VPC インストールの場合、サービスアカウントが指定されていない場合、インストールプログラムのサービスアカウントには、ホストプロジェクトの 値: 文字列。サービスアカウントのメールアドレス。 |
| コントロールマシンのディスク暗号化に使用されるお客様が管理する暗号化キーの名前。 値: 暗号化キー名。 |
| コンピュートマシンの場合、KMS キーが属する KMS キーリングの名前。 値: KMS キーリング名。 |
| コンピュートマシンの場合、キーリングが存在する GCP の場所。KMS の場所の詳細は、Google のドキュメント Cloud KMS locations を参照してください。 値: キーリングの GCP の場所。 |
| コンピュートマシンの場合、KMS キーリングが存在するプロジェクトの ID。設定されていない場合、この値は VM プロジェクト ID にデフォルト設定されます。 値: GCP プロジェクト ID。 |
| コンピュートマシンの暗号化要求に使用される GCP サービスアカウント。この値が設定されていない場合には、Compute Engine のデフォルトのサービスアカウントが使用されます。GCP サービスアカウントの詳細は、Google のドキュメントの service accounts を参照してください。
値: GCP サービスアカウントメール(例:< |
compute: platform: gcp: osDisk: diskSizeGB:
| ディスクのサイズ (GB 単位)。この値はコンピュートマシンに適用されます。 値: 16 から 65536 までの任意の整数。 |
compute: platform: gcp: osDisk: diskType:
| コンピュートマシンの GCP ディスクタイプ。
値: 有効な値は、 |
compute: platform: gcp: tags:
|
オプション: コンピュートマシンに追加する別のネットワークタグ。このパラメーターを設定すると、コンピュートマシンの
値: |
compute: platform: gcp: type:
|
コンピュートマシンの GCP マシンタイプ。設定されている場合、このパラメーターは
値: GCP マシンタイプ(例: |
compute: platform: gcp: zones:
| インストールプログラムがコンピュートマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。
値: YAML シーケンス の有効な GCP アベイラビリティーゾーン ( 重要 GCP 64 ビット ARM インフラストラクチャーでクラスターを実行する場合は、Ampere Altra Arm CPU が利用可能なゾーンを使用するようにしてください。「GCP 可用性ゾーン」リンクで、64 ビット ARM プロセッサーと互換性のあるゾーンを確認できます。 |
compute: platform: gcp: secureBoot:
| コンピュートマシン用に Shielded VM のセキュアブートを有効にするかどうか。Shielded VM には、セキュアブート、ファームウェアと整合性の監視、ルートキット保護などの追加のセキュリティープロトコルがあります。Shielded VM の詳細は、Shielded VM に関する Google のドキュメントを参照してください。
値: |
compute: platform: gcp: confidentialCompute:
| コンピュートマシンに Confidential 仮想マシンを使用するかどうか。Confidential 仮想マシンは処理中のデータを暗号化します。Confidential Computing の詳細は、Confidential Computing に関する Google のドキュメントを参照してください。 対応している値は次のとおりです。
値: 文字列。 |
compute: platform: gcp: onHostMaintenance:
|
ソフトウェアやハードウェアの更新など、ホストメンテナンスイベント中のコンピューティング VM の動作を指定します。Confidential 仮想マシンの場合は、このパラメーターを
Value: |