9.15. 高度な仮想マシン管理


9.15.1. 仮想マシンのリソースクォータの使用

仮想マシンのリソースクォータの作成および管理

9.15.1.1. 仮想マシンのリソースクォータ制限の設定

デフォルトでは、OpenShift Virtualization は、制限を設定する必要があるリソースクォータを namespace が強制する場合、仮想マシン (VM) の CPU およびメモリー制限を自動的に管理します。メモリー制限は要求されたメモリーの 2 倍に自動的に設定され、CPU 制限は仮想 CPU ごとに 1 に設定されます。

alpha.kubevirt.io/auto-memory-limits-ratio ラベルを namespace に追加することで、特定の namespace のメモリー制限比率をカスタマイズできます。たとえば、次のコマンドはメモリー制限比率を 1.2 に設定します。

$ oc label ns/my-virtualization-project  alpha.kubevirt.io/auto-memory-limits-ratio=1.2
警告

リソースクォータ制限を手動で管理することは避けてください。誤った設定やスケジュールの問題を防ぐには、デフォルトをオーバーライドする必要がある場合を除き、OpenShift Virtualization が提供する自動リソース制限管理を利用してください。

requests のみを使用するリソースクォータは、仮想マシンで自動的に機能します。リソースクォータで制限を使用する場合は、仮想マシンに手動でリソース制限を設定する必要があります。spec.template.spec.domain.resources.limits.memory の値で定義されるメモリーリソースの制限は、少なくとも 500 MiB、または spec.template.spec.domain.memory.guest の値より 2% 大きい値である必要があります。

手順

  1. VirtualMachine マニフェストを編集して、VM の制限を設定します。以下に例を示します。

    apiVersion: kubevirt.io/v1
    kind: VirtualMachine
    metadata:
      name: with-limits
    spec:
      runStrategy: Halted
      template:
        spec:
          domain:
            memory:
              guest: 128Mi
            resources:
              limits:
                memory: 256Mi

    以下は、

    spec.template.spec.domain.memory.guest
    仮想マシン内のゲストオペレーティングシステム (OS) に表示される実際の RAM 容量を指定します。
    spec.template.spec.domain.resources.limits.memory

    仮想マシンをホストする virt-launcher Pod による総メモリー消費量のハードリミットを指定します。この制限では、ゲスト OS の RAM とハイパーバイザーのオーバーヘッドの両方を考慮する必要があります。

    この設定例は、spec.template.spec.domain.resources.limits.memory の値が spec.template.spec.domain.memory.guest の値より少なくとも 100Mi 大きいためサポートされています。

  2. VirtualMachine マニフェストを保存します。
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