8.2.2.2. CLI を使用して Web ページ上のイメージから仮想マシンを作成する


コマンドラインを使用して、Web ページ上のイメージから仮想マシンを作成できます。

仮想マシンが作成されると、イメージを含むデータボリュームが永続ストレージにインポートされます。

前提条件

  • イメージが含まれている Web ページへのアクセス認証情報を持っている。
  • virtctl CLI がインストールされている。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. 仮想マシンの VirtualMachine マニフェストを作成し、YAML ファイルとして保存します。たとえば、Web ページ上のイメージから最小限の Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 仮想マシンを作成するには、次のコマンドを実行します。

    $ virtctl create vm --name vm-rhel-9 --instancetype u1.small --preference rhel.9 --volume-import type:http,url:https://example.com/rhel9.qcow2,size:10Gi
  2. 仮想マシンの VirtualMachine マニフェストを確認します。

    apiVersion: kubevirt.io/v1
    kind: VirtualMachine
    metadata:
      name: vm-rhel-9 
    1
    
    spec:
      dataVolumeTemplates:
      - metadata:
          name: imported-volume-6dcpf 
    2
    
        spec:
          source:
            http:
              url: https://example.com/rhel9.qcow2 
    3
    
          storage:
            resources:
              requests:
                storage: 10Gi 
    4
    
      instancetype:
        name: u1.small 
    5
    
      preference:
        name: rhel.9 
    6
    
      runStrategy: Always
      template:
        spec:
          domain:
            devices: {}
            resources: {}
          terminationGracePeriodSeconds: 180
          volumes:
          - dataVolume:
              name: imported-volume-6dcpf
            name: imported-volume-6dcpf
    1
    仮想マシン名。
    2
    データボリューム名。
    3
    イメージの URL。
    4
    データボリュームに要求されるストレージのサイズ。
    5
    仮想マシンのリソースサイズを制御するために使用するインスタンスタイプ。
    6
    使用する設定。
  3. 次のコマンドを実行して VM を作成します。

    $ oc create -f <vm_manifest_file>.yaml

    oc create コマンドは、データボリュームと仮想マシンを作成します。CDI コントローラーは適切なアノテーションを使用して基礎となる PVC を作成し、インポートプロセスが開始されます。インポートが完了すると、データボリュームのステータスが Succeeded に変わります。仮想マシンを起動できます。

    データボリュームのプロビジョニングはバックグランドで実行されるため、これをプロセスをモニターする必要はありません。

検証

  1. インポーター Pod は、指定された URL からイメージをダウンロードし、プロビジョニングされた永続ボリュームに保存します。インポーター Pod のステータスを表示します。

    $ oc get pods
  2. データボリュームの状態を監視します。

    $ oc get dv <data_volume_name>

    プロビジョニングが成功すると、データボリュームのフェーズが Succeeded になります。

    出力例

    NAME                    PHASE       PROGRESS   RESTARTS   AGE
    imported-volume-6dcpf   Succeeded   100.0%                18s

  3. プロビジョニングが完了し、シリアルコンソールにアクセスして仮想マシンが起動したことを確認します。

    $ virtctl console <vm_name>

    仮想マシンが実行中でシリアルコンソールにアクセスできる場合、出力は次のようになります。

    出力例

    Successfully connected to vm-rhel-9 console. The escape sequence is ^]

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