3.3. AhcComponent オプション
AHC コンポーネントは、以下に挙げる 8 つのオプションをサポートします。
Name | 説明 | デフォルト | Type |
---|---|---|---|
クライアント (詳細) | カスタム AsyncHttpClient を使用する場合 | AsyncHttpClient | |
バインディング (詳細) | AHC と Camel との間のバインド方法を制御するカスタム AhcBinding を使用します。 | AhcBinding | |
clientConfig (advanced) | AsyncHttpClient がカスタム com.ning.http.client.AsyncHttpClientConfig インスタンスを使用するように設定する。 | AsyncHttpClientConfig | |
sslContextParameters (security) | レジストリーの org.apache.camel.util.jsse.SSLContextParameters への参照。このオプションを設定すると、エンドポイントまたはコンポーネントレベルで clientConfig オプションで指定される SSL/TLS 設定オプションが上書きされます。 | SSLContextParameters | |
allowJavaSerialized Object (advanced) | リクエストが context-type=application/x-java-serialized-object を使用する場合の java シリアライゼーションを許可するかどうか。これはデフォルトでオフになっています。これを有効にすると、Java は受信データをリクエストから Java へデシリアライズし、潜在的なセキュリティーリスクとなる可能性があることに注意してください。 | false | boolean |
useGlobalSslContext Parameters (security) | グローバル SSL コンテキストパラメーターの使用を有効にします。 | false | boolean |
headerFilterStrategy (filter) | カスタムの org.apache.camel.spi.HeaderFilterStrategy を使用して、Camel メッセージとの間でヘッダーをフィルターします。 | HeaderFilterStrategy | |
resolveProperty Placeholders (advanced) | 起動時にコンポーネント自体がプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。 | true | boolean |
AhcComponent
にオプションのいずれかを設定すると、これらのオプションが作成されている AhcEndpoints
に伝播されます。ただし、AhcEndpoint
はカスタムオプションを設定/上書きすることもできます。エンドポイントに設定されたオプションは、常に AhcComponent
のオプションよりも優先されます。