第286章 Simple JMS2 コンポーネント
Camel バージョン 2.19 から利用可能
Simple JMS 2.0 Component(SJMS2)は、JMS クライアントの作成および設定に関してよく知られているベストプラクティスを使用する Camel で使用する JMS クライアントです。SJMS2 には、Camel 用に明示的に作成された完全に新しい JMS 2.0 クライアント API が含まれています。以下の機能が含まれています。
- 標準キューおよびトピックサポート(Durable & Non-Durable)
- InOnly & InOut MEP サポート
- 非同期プロデューサーおよびコンシューマー処理
- 内部 JMS トランザクションサポート
その他の主な機能は以下のとおりです。
- プラグ可能な接続リソース管理
- セッション、コンシューマー、プロデューサープーリング & キャッシュ管理
- バッチコンシューマーとプロデューサー
- トランザクションバッチコンシューマーとプロデューサー
- カスタマイズ可能なトランザクションコミットストラテジーのサポート(ローカル JMS トランザクションのみ)
SJMS の S 理由
S は Simple および Standard および Springless を表します。また、camel-jms もすでに取得されています。
Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml
に以下の依存関係を追加する必要があります。
<dependency> <groupId>org.apache.camel</groupId> <artifactId>camel-sjms2</artifactId> <version>x.x.x</version> <!-- use the same version as your Camel core version --> </dependency>
286.1. URI 形式
sjms2:[queue:|topic:]destinationName[?options]
destinationName
は JMS キューまたはトピック名です。デフォルトでは、destinationName
はキュー名として解釈されます。たとえば、キューに接続するには、FOO.BAR
は以下を使用します。
sjms2:FOO.BAR
必要に応じて、オプションの queue:
プレフィックスを含めることができます。
sjms2:queue:FOO.BAR
トピックに接続するには、topic:
プレフィックスを含める 必要があり ます。たとえば、トピック Stocks.Prices
に接続するには、以下を使用します。
sjms2:topic:Stocks.Prices
以下のフォーマットを使用して URI にクエリーオプションを追加します( ?option=value&option=value&…