第294章 SpEL Language
Camel バージョン 2.7 で利用可能
Camel では、SpEL(Spring Expression Language) を DSL または XML 設定で Expression または Predicate として使用できます。
Spring ランタイムで SpEL を使用することを推奨します。しかし、Camel 2.21 以降では、他のランタイムに SpEL を使用できます(Spring ランタイムで実行されていない場合、SpEL は機能できない可能性があります)。
294.1. 変数
以下の変数は、SpEL で記述された式および述語で利用できます。
変数 | 型 | 説明 |
---|---|---|
this | エクスチェンジ | Exchange はルートオブジェクトです。 |
exchange | エクスチェンジ | Exchange オブジェクト |
exception | Throwable | エクスチェンジの例外 (ある場合) |
exchangeId | 文字列 | エクスチェンジ ID |
fault | メッセージ | Fault メッセージ(ある場合) |
ボディー | オブジェクト | IN メッセージのボディー。 |
request | メッセージ | exchange.in メッセージ |
response | メッセージ | exchange.out メッセージ(ある場合) |
properties | マップ | エクスチェンジプロパティー |
property(name) | オブジェクト | 指定の名前のプロパティー |
property(name, type) | Type | 指定の名前のプロパティー(指定のタイプ) |