120.3. トランスポートセキュリティーおよび認証サポート( Camel 2.20から利用可能)


以下の 認証 メカニズムは gRPC に組み込まれたもので、このコンポーネントで利用できます。

  • SSL/TLS: gRPC には SSL/TLS 統合があり、SSL/TLS を使用してサーバーを認証し、クライアントとサーバー間で交換されたすべてのデータを暗号化します。クライアントが相互認証の証明書を提供できるようにオプションのメカニズムを使用できます。
  • Google でのトークンベースの認証: gRPC は、要求および応答にメタデータベースの認証情報をアタッチするための汎用メカニズムを提供します。gRPC で Google API にアクセスする際にアクセストークンを取得するための追加のサポートが提供されます。通常、このメカニズムとチャンネル上の SSL/TLS を使用する必要があります。

これらの機能を有効にするには、以下のコンポーネントプロパティーの組み合わせを設定する必要があります。

num.オプションパラメーター必須/オプション

1

SSL/TLS

negotiationType

TLS

必須

  

keyCertChainResource

 

必須

  

keyResource

 

必須

  

keyPassword

 

任意

  

trustCertCollectionResource

 

任意

2

Google API を使用したトークンベースの認証

authenticationType

GOOGLE

必須

  

negotiationType

TLS

必須

  

serviceAccountResource

 

必須

3

カスタム JSON Web トークン実装認証

authenticationType

JWT

必須

  

negotiationType

NONE または TLS

オプション。TLS/SSL はこのタイプのチェックは行いませんが、強く推奨されます。

  

jwtAlgorithm

HMAC256(default)または(HMAC384,HMAC512)

任意

  

jwtSecret

 

必須

  

jwtIssuer

 

任意

  

jwtSubject

 

任意

現在、OpenSSL での TLS は TLS コンポーネントで gRPC を使用するための推奨される方法です。通常、ALLPN への JDK の使用は遅くなるため、HTTP2 に必要な暗号に対応していない可能性があります。この関数はコンポーネントには実装されません。

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