第229章 Netty4 コンポーネント
Camel バージョン 2.14 から利用可能
Camel の netty4 コンポーネントは、Netty プロジェクトバージョン 4 をベースとしたソケット通信コンポーネントです。
Netty は NIO クライアントサーバーフレームワークで、プロトコルサーバーやクライアントなどの netwServerInitializerFactoryork アプリケーションを迅速かつ簡単に開発できます。
Netty は、TCP、UDP ソケットサーバーなどのネットワークプログラミングを大幅に単純化し、合理化します。
この Camel コンポーネントは、プロデューサーとコンシューマーエンドポイントの両方をサポートします。
Netty コンポーネントには複数のオプションがあり、数多くの TCP/UDP 通信パラメーター(バッファーサイズ、keepAlives、tcpNoDelay など)を細かく制御でき、Camel ルート上の In-Only 通信と In-Out 通信の両方を容易にします。
Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml
に以下の依存関係を追加する必要があります。
<dependency> <groupId>org.apache.camel</groupId> <artifactId>camel-netty4</artifactId> <version>x.x.x</version> <!-- use the same version as your Camel core version --> </dependency>
229.1. URI 形式
netty コンポーネントの URI スキームは以下のようになります。
netty4:tcp://localhost:99999[?options] netty4:udp://remotehost:99999/[?options]
このコンポーネントは、TCP と UDP の両方のプロデューサーおよびコンシューマーエンドポイントをサポートします。
URI にクエリーオプションを追加するには、?option=value&option=value&…