35.2. 設定
AWS XRay トレーサーの設定プロパティーは次のとおりです。
オプション | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
addExcludePatterns |
| パターンに一致する Camel メッセージのトレースを無効にする除外パターンを設定します。コンテンツは Set<String> で、キーは routeId に一致するパターンです。このパターンは Intercept のルールを使用します。 |
setTracingStrategy | NoopTracingStrategy |
|
現在、AWS XRay トレーサーを Camel アプリケーション用に分散トレーシングを提供するために設定できる方法は 1 つだけです。
35.2.1. explicit
camel-aws-xray
コンポーネントと、AWS XRay トレーサーに関連付けられた特定の依存関係が含まれます。
AWS XRay サポートを明示的に設定するには、XRayTracer
をインスタンス化し、Camel コンテキストを初期化します。オプションで トレーサー
を指定したり、レジストリー
または ServiceLoader
を使用して暗黙的に検出することもできます。
XRayTracer xrayTracer = new XRayTracer(); // By default it uses a NoopTracingStrategy, but you can override it with a specific InterceptStrategy implementation. xrayTracer.setTracingStrategy(...); // And then initialize the context xrayTracer.init(camelContext);
XML で XRayTracer を使用するには、AWS XRay トレーサー Bean を定義するだけです。Camel は自動的に検出して使用します。
<bean id="tracingStrategy" class="..."/> <bean id="aws-xray-tracer" class="org.apache.camel.component.aws.xray.XRayTracer" /> <property name="tracer" ref="tracingStrategy"/> </bean>
デフォルトの NoopTracingStrategy
の場合、エクスチェンジの作成および削除のみが追跡されますが、特定の Bean または EIP パターンの呼び出しは追跡されません。